不思議な彼女 ページ5
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「 あぶねぇんだから気を付けろよ？ 」
『 はい…… 』
初対面で説教も如何なものかと思ったが、流石に女子がこんな大きい木に1人で登るのは危なすぎる為少し注意をする。顔を上げた彼女をじっと見詰めると少ししゅんとした様に眉を下げた。反省しているであろう彼女を見て少し笑みが零れながら自然と自分より少し下にある彼女の頭にぽんっと手を乗せて顔を覗き込む。
「 ま、無事なら良かったけどな！」
『 へ……っ 』
少し歯を見せながら笑みを向け、安心させるようにぽんぽんと頭を撫でるとみるみるうちに彼女の顔が赤くなるのが分かった。それを見て自分のしてる行動にﾊｯとして慌てて頭から手を退ける。
「 っ…わりぃ… 」
『 い、いえ…… 』
彼女の照れが移ったのか少し恥ずかしさと気まずさをかき消す様に深呼吸していると『 あ、あの 』と声がして、彼女に目を向ける。
『 本当にありがとうございましたっ…助かりました！』
もう一度深々と頭を下げてお礼を言う彼女を見て、先程までこの木に登っていた不思議な彼女にﾌｯと笑みが零れると同時に俺のﾎﾟｹｯﾄに入れた携帯が音を出しながら震える。携帯を取り出して着信相手の《黒尾鉄朗》という名前と画面の端に出ている時間を見てｻｧ-と血の気が引いた。
「 やっべぇ！遅刻！」
『 え…っ！』
「 すまん！俺行くわ！」
慌てて彼女に背を向けて走り出す。そんな俺の後ろ姿に向かって彼女の『 夜久さん！ありがとうございました！』と大きい声が聞こえて少し振り返りながら手を振る。その時は気にも止めて居なかった。彼女が俺の名前を知っていた事を。
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omo(プロフ) - 天ヶ瀬さん» またコメントしてくださるなんて嬉しいです🥲💗 細かく書くのが好きでなかなか時間が進まなくてすみませんが気長に緩くお楽しみください😭💗 (3月23日 23時) (
レス) id: 7819485fc9 (このIDを非表示/違反報告)
天ヶ瀬(プロフ) - わ〜〜😭😭続きめちゃくちゃ気になりますいつも更新楽しみにしてます‼️‼️💖💖 (3月23日 23時) (レス) @page45 id: 2303c9977f (このIDを非表示/違反報告)
omo(プロフ) - 天ヶ瀬さん» ありがとうございます🥲こんな早くコメント頂けると思ってなかったのでとっても嬉しいです😂💗きゅんきゅん目指して頑張るのでこれからも宜しくお願いします😆✨ (3月6日 23時) (レス) id: 7819485fc9 (このIDを非表示/違反報告)
天ヶ瀬(プロフ) - もうすでに大好きです😭😭やくさん大好きなので嬉しいです更新ありがとうございます😭💗 (3月6日 21時) (レス) @page3 id: 2303c9977f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：omo | 作成日時：2024年3月6日 1時
