ちょっとした嫌な思い出 ページ18
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体育館に戻った後もマネージャーの仕事を真っ当した。入部早々夜久さんに夢中になって居ては唯のギャラリーに過ぎない。贔屓は絶対したく無いし、しない様に努力する。中学の時も " 彼奴にばっかり優しい " とか " 彼奴ばっかり応援してる " とか良く分からないイチャモンばかり付けられて居たからそれが嫌でストレスを感じて居た。途中で部活を辞めるのも無責任過ぎて嫌だったから我慢したが、途中ストレスが溜まり過ぎてブチ切れてしまってから嫌なあだ名が学校中に広まり友達も離れて行ってしまって苦い思い出になった。その所為で少し捻くれ者になってしまったのだが、目標が出来てからそんな事ももう気にならなくなって唯真っ直ぐに進むだけだった。
部活が終了し、片付けも終われば着替えを済ます。もう夜なので外は暗いから鉄兄が待ってくれているであろう学校の門まで急いだ。外灯が門の周りに居る人達を照らす。
『 お待たせしましったっあ……っ 』
鉄兄以外にも人が見えた所為で吃驚してつま先がﾂﾝｯと石に当たってしまい躓きそうになる。よろけて伸ばした腕を掴んでくれたお陰で転けずには済んだ。
『 ありがと…っう…… 』
勿論助けてくれたのが鉄兄だと思って居て、顔を上げると夜久さんだった事に再度驚き感謝の言葉が詰まってしまった。夜のお陰で目が泳ぎ、頬が赤い事には気付かれて無いだろう。
「 夜久ナイスキャッチ 」
鉄兄の言葉と同時に夜久さんが私の腕から手を離した。夜久さんには初めて会ってから助けてもらってばかりだと反省しつつも夜久さんが転けそうな時には私が助けますからねと心に誓った。鉄兄と夜久さん以外にも研磨くんと山本先輩が居て帰る方向が似てるそうで一緒に待っててくれたらしい。私のお礼と共に歩き出し前に研磨くんと私、後ろに3人で歩いてる状態。なんでこの並びなんだと内心文句を付けながら夜久さんの隣で歩きたかった欲を研磨くんのゲームの邪魔をしながら打ち消す。
「 A、邪魔しないで 」
『 研磨くんがゲームばっかりしてたら私が暇でしょ 』
「 …後ろに混ざれば良いじゃん」
『 そんな事したら研磨くん1人じゃん 』
口を尖らせながら不服そうな私を見て研磨くんが溜息を吐きゲームを鞄にしまってくれた。その行動に甘いなと思いながらも口角が上がる。ちょっと面倒くさそうだったけどそれでもちゃんと会話をしてくれるのが研磨くんの良い所で優しい所だと思った。
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omo(プロフ) - 天ヶ瀬さん» またコメントしてくださるなんて嬉しいです🥲💗 細かく書くのが好きでなかなか時間が進まなくてすみませんが気長に緩くお楽しみください😭💗 (3月23日 23時) (
レス) id: 7819485fc9 (このIDを非表示/違反報告)
天ヶ瀬(プロフ) - わ〜〜😭😭続きめちゃくちゃ気になりますいつも更新楽しみにしてます‼️‼️💖💖 (3月23日 23時) (レス) @page45 id: 2303c9977f (このIDを非表示/違反報告)
omo(プロフ) - 天ヶ瀬さん» ありがとうございます🥲こんな早くコメント頂けると思ってなかったのでとっても嬉しいです😂💗きゅんきゅん目指して頑張るのでこれからも宜しくお願いします😆✨ (3月6日 23時) (レス) id: 7819485fc9 (このIDを非表示/違反報告)
天ヶ瀬(プロフ) - もうすでに大好きです😭😭やくさん大好きなので嬉しいです更新ありがとうございます😭💗 (3月6日 21時) (レス) @page3 id: 2303c9977f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：omo | 作成日時：2024年3月6日 1時
