噂の女の子 ページ12
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授業が全て終わり最後のHR中に教室を出れる準備を進めていく。教師の挨拶が終わり教室から出て行くと同時に他の生徒もぞろぞろと立ち上がり、部活に行く者と帰宅する者で分かれる。俺も部活に行く1人で、俺の席の前に黒尾が近寄って来た。
「 夜久〜、練習前に新入部員の入部届け預かって来るから鍵開けといてくんね？」
俺の机に部室の鍵を置きながらそう言う黒尾に顔を向ける。
「 今日からか〜1年生 」
「 お〜ほぼ部活見学に来てた奴らだけどな 」
「 でっけぇ奴居たな、あいつも？」
部活見学に来る奴は大抵入部するのが基本。唯、やる気の度合いが少し合わない奴も中には居て、部活見学に来た奴の半分は他の部に入部する。それでも本気で全国制覇を掲げて来る奴が毎年割りと多くて価値観の違い等は起きずに上手くやれていた。今回はその中でもバレー初心者でとにかくデカい奴が居た。俺の問い掛けに「 さぁな 」と笑う黒尾を横目に鍵を受け取り椅子から立ち上がる。
「 ついでに1年来た時の流れとか監督と話してくっから準備始めといて、海にはもう言ってある 」
「 了解 」
2人で教室を出て、海と合流すると職員室に行く道と校舎から出る道とで別れた。部室前まで行くと既に来ている後輩が居て「 わりぃ待たせた 」と声を掛ける。「 ち-っす！」と山本と研磨と福永のいつもの顔ぶれが挨拶して来るのでそれに手を振りながら返す。鍵を開けて部室に入り、各々着替えを始めると山本がいつもの騒ぐ様な声で話し出す。
「 そういやぁ知ってます？！1年にめちゃくちゃ可愛い子が入って来たって話！」
「 あ〜そういえばクラスでも話題になってたな 」
「 マネージャーになってくれないっすかね？！」
「 それはどうかな 」
山本の興奮した様な話し方に海が笑いながら返す。可愛い1年と聞くと1週間前に会ったあの子の事が頭に浮かんだ。やっぱ1年だったのかとその子が噂の子かは分からないのに何故か納得していた。ふと横から視線を感じ横を向くと研磨がじっと此方を見て来た。
「 なんだよ研磨 」
「 …夜久くん面食いなのにこういう話で黙ってるの珍しいなって…… 」
少し心の中でぎくりとなる。可愛い子や綺麗な子はそりゃあ男からすると嫌いな訳ないし、増してや目の保養だ。心当たりがあったせいで少し会話に参加するのが遅れただけで指摘して来るとは流石音駒の脳。少し顔を引き攣らせながら「 考え事 」とだけ返すと興味無さそうな返答が返ってきて少し笑った。
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omo(プロフ) - 天ヶ瀬さん» またコメントしてくださるなんて嬉しいです🥲💗 細かく書くのが好きでなかなか時間が進まなくてすみませんが気長に緩くお楽しみください😭💗 (3月23日 23時) (
レス) id: 7819485fc9 (このIDを非表示/違反報告)
天ヶ瀬(プロフ) - わ〜〜😭😭続きめちゃくちゃ気になりますいつも更新楽しみにしてます‼️‼️💖💖 (3月23日 23時) (レス) @page45 id: 2303c9977f (このIDを非表示/違反報告)
omo(プロフ) - 天ヶ瀬さん» ありがとうございます🥲こんな早くコメント頂けると思ってなかったのでとっても嬉しいです😂💗きゅんきゅん目指して頑張るのでこれからも宜しくお願いします😆✨ (3月6日 23時) (レス) id: 7819485fc9 (このIDを非表示/違反報告)
天ヶ瀬(プロフ) - もうすでに大好きです😭😭やくさん大好きなので嬉しいです更新ありがとうございます😭💗 (3月6日 21時) (レス) @page3 id: 2303c9977f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：omo | 作成日時：2024年3月6日 1時
