注目の的 ページ11
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私の声に驚いたのか、発言自体に驚いたのか分からないが見ていた部員の目がほぼ点になる。視界に入ってる鉄兄はおでこに手を当てゲンナリしたご様子。研磨くんは溜息を吐き私から視線を逸らした。私は勝ち誇った様子で心の中でガッツポーズ。驚いた様な夜久さんの表情も想像通りでぴょんぴょん跳ねてしまいそうだった。私が言葉を発してから数秒の沈黙を破ったのは爆笑した先輩だった。
「 ﾊﾊﾊｯお前やる気満々だなぁ！俺は気に入った！！！」
私の目の前に来た先輩は私の肩に手を置き大きすぎる声でそう言った。金髪モヒカンが印象的な先輩の言葉にﾆｺｯという効果音が似合いそうな表情で『 ありがとうございます 先輩 』と語尾に音符を付けて言うと何故かその先輩に雷が落ちた様な衝撃が見えた気がしたが私の肩から手を離し後退る。私が首を傾げて不思議そうにしていると膝からｶﾞｸﾝｯと崩れ落ち床に手を着く。
「 か、可愛い……可愛いマネージャーが…入ったぞぉぉぉ 」
その先輩の様子に少し引き気味に顔が引き攣ってしまう。取り敢えず自己紹介が終わったからと皆の列に再度並び直し『 主将 続きどうぞ 』とニコニコして言うと鉄兄も顔が引き攣って居て少しいい気味だと思った。
私がだいぶ時間を使ってしまったが皆の自己紹介も無事終わり、部員の皆は基礎練習へと入っていった。私はマネージャーの仕事をし始めると監督と直井コーチに告げ、ドリンク作りに出航した。
「 A、お前態とだろ 」
私が外でドリンクを作っていると鉄兄が側まで寄ってきて声を掛けてくる。少し面倒臭いなと思いながらも『 第一印象って大事でしょ？』と言い残しべ-っと舌を出せば頬を両手で挟まれ次に両頬を軽く抓られる。
「 ったく…あんまり夜久にはしゃぎすぎて迷惑かけんなよ 」
『 ……主将命令？』
「 ばーか兄貴命令 」
抓られた頬を撫でながら首を傾げると今度は額に指を弾いてパチンと額に小さい痛みが走った。額を抑えながら頬を膨らませているとその様子を見ていたのか先程のモヒカン先輩…否、山本先輩が此方を見てワナワナと震えていた。
「 黒尾さんとマネージャー…どういう関係？！」
山本先輩の声が聞こえたのか部員の何人かが此方を向いた。私と鉄兄は顔を見合わせ山本先輩に向き直ると鉄兄が「 どういう関係だと思う？」とニヤニヤしながら言ったので私は鉄兄の背中をﾊﾞｼﾝｯと叩く。『 ただの兄妹です！』という私の発言にまた体育館内が大騒ぎになった。
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omo(プロフ) - 天ヶ瀬さん» またコメントしてくださるなんて嬉しいです🥲💗 細かく書くのが好きでなかなか時間が進まなくてすみませんが気長に緩くお楽しみください😭💗 (3月23日 23時) (
レス) id: 7819485fc9 (このIDを非表示/違反報告)
天ヶ瀬(プロフ) - わ〜〜😭😭続きめちゃくちゃ気になりますいつも更新楽しみにしてます‼️‼️💖💖 (3月23日 23時) (レス) @page45 id: 2303c9977f (このIDを非表示/違反報告)
omo(プロフ) - 天ヶ瀬さん» ありがとうございます🥲こんな早くコメント頂けると思ってなかったのでとっても嬉しいです😂💗きゅんきゅん目指して頑張るのでこれからも宜しくお願いします😆✨ (3月6日 23時) (レス) id: 7819485fc9 (このIDを非表示/違反報告)
天ヶ瀬(プロフ) - もうすでに大好きです😭😭やくさん大好きなので嬉しいです更新ありがとうございます😭💗 (3月6日 21時) (レス) @page3 id: 2303c9977f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：omo | 作成日時：2024年3月6日 1時
