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家に帰り着くと、莉犬からメールが来た
ピコン……
【 先輩少し濡れちゃってたので、風邪ひかないようにして下さいね!!⠀】
ふ…可愛いな
莉犬少し濡れた髪と、
火照った顔が頭に浮かぶ。
そしてあの胸の高鳴りと柔らかい感触………
もう、
嘘、付けないよな。
そう考えながら、自分の部屋に入ろうと
ドアのノブに手を掛けた、
その時…
「さとみ」
後ろから
背筋が凍るような
いつも緊張が始まる声が俺を呼んだ。
さ 「………父さん」
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父 「…お前が私に呼び出された理由が分かるか?」
俺は、そのまま父の書斎へと連れてこられた。
父は座り、
立ちすくんでいる俺をじっと見つめている。
こうやって面と向かって話すのはいつぶりだろうか…
さ 「いえ、全く分かりません」
父 「ほう。お前の胸に聞いてみてもか」
さ 「…はい。それでも分かりません」
父 「…そうか。
お前が分かっていなくてもよい。
私が勝手に進めれば良いのだから。」
進める?
どういう事だ。
父 「さとみ。
お前にはすぐにでも婚約をしてもらう。」
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すみれ - るきあさん…なんて最高な物語を作ったんですか…もうすごすぎて泣いちゃいましたよぉ(泣) (2022年12月3日 16時) (レス) @page44 id: 69b8b4c83b (このIDを非表示/違反報告)
快斗 - 神様がいる!!! (2021年8月5日 14時) (レス) id: 887095f102 (このIDを非表示/違反報告)
快斗 - 神様がいる!!! (2021年8月5日 14時) (レス) id: 887095f102 (このIDを非表示/違反報告)
るきあ(プロフ) - 朱音さん» 茜さん!というか朱音さん!コメントありがとうございます(´∀`) ほんとにそんなお褒めいただけて、嬉しすぎます(/ω\)/// 頑張れます!//// (2021年6月12日 22時) (レス) id: e863d72ae7 (このIDを非表示/違反報告)
朱音 - この小説の為に、『神』という言葉は生まれたのか…なるほど… (2021年5月4日 22時) (レス) id: 8c7310438b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るきあ | 作成日時:2021年1月27日 13時