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告白されて早１ヶ月。
引っ越す日も間近になってきた。
真冬とは土日によく遊んだ。
近くの公園に行ったり、お揃いのキーホルダー(百均)を買ったり…
私が引っ越すことを見据えてか、真冬は街のあらゆる場所へと連れていってくれた。
その度に、離れたくない気持ちと真冬の好き度が高くなっていく。
そんな7月のプールの授業で…
事故は起こってしまった。
私は運動が殆ど苦手だが、唯一水泳だけはスイミングスクールに通っていたおかげで人並みに出来ていた。
準備とかは大変だけど、それよりも暑い中冷たくて気持ちいい水と戯れてる楽しさが勝っていた。
そして、今からは平泳ぎのテスト。
決して速くは泳げないが、他の運動に比べれば頑張れる。
先生の笛の合図で私は泳ぎ始めた。
しかし…
『…！！！』
頭を水上に出そうと思っても首筋から胸にかけて物凄い痛みを感じて上げられない。
息もだんだん苦しくなってくる。
手足をばたばたさせてもがいても、どうにもならない。
_助けて
_早くここから、出して
_なんで…どうして
私の名前を呼ぶ声や悲鳴が、リバーブがかかったかのようにもやもやと聞こえる。
_胸が、痛い
_もうダメかも…
そう思った瞬間、私は意識を失った。
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作者名：MoёCa | 作成日時：2019年8月25日 2時
