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「なあ、疲れてない?」
「つかれた…(笑)」
「俺も、疲れた。忍び込むのに(笑)」
「朝までいる?」
「うん、怒られ覚悟で来たから」
「出禁になんなきゃいいね…」
「怖いこと言うなよ」
「その時は俺がいい感じに先生に言ってあげる」
「もう先生の懐に入ったの?」
「まあね」
「やっぱすげーな元太は(笑)」
「もっと褒めて」
「褒めるところありすぎてオールすることになるよ」
「それは、ちょっときついから
日改められたりする?(笑)」
「うん、そうしよ(笑)」
ぐずぐずの顔して笑う元太がすげえ愛おしく思う。
「あした、休演日だっけ…」
「うん」
「…じゃあさ、ずっとここにいて…」
「ずっといるよ」
「うん…」
隣に元太がいる。
それだけでまた泣きそうになった。
「おやすみ、元太」
「海斗…」
「なに?」
「ありがと」
俺らはひとつのベッドで
ぎゅうぎゅうになりながら眠った。
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作者名:おもち | 作成日時:2021年10月1日 10時