【ヒロアカ】残り、14日の命【男主】 (ページ23)

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残り、8日ページ23

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「うわぁぁぁぁぁ…っいいなぁAくん！！」

「ふふ、そうだろそうだろー」

次の日、放課後。

寮の共有スペースでくつろぎながら、出久にヒーロー達のサインを見せていた。

…いかにもキラキラって効果音がつきそうなくらいに目が輝いてるね。

｢僕も欲しいな…サイン…｣

｢頼めばくれると思うよ？みんな優しいし｣

そうやって2人で話していたら、後ろから女子組がやってきた。

｢Aくーん、明日ヒマ？｣

｢明日？学校あるんじゃ…って、ないのか｣

そういえば祝日か。

危ない危ない、学校に行くところだったよ。

｢そう、明日はお休み！｣

｢だからさ…私たちとデートしよう！！｣

｢…デート？｣

実が聞いたらすごい顔で睨んできそうなセリフだな。

｢デートか…うん、いいよ。
明日のことなんも考えてなかったからさ｣

｢よっし！｣

｢それじゃあ朝の9時にここに集合でええ？｣

｢わかった！どこいくの？｣

｢それは…ひ、み、つ！｣

三奈が元気よく言った。

そしてそのまま、女子たちはお風呂にいってしまった。

うーん…どこに行くんだろう。

｢楽しみだな…｣

｢いいね、みんなでお出かけ！
でも男子が自分一人だけってなんだか緊張しない…？｣

｢…たしかに｣

集団の中だ俺だけが男。

…うわ、目立つな…。

｢まぁいいや。デートが楽しければさ｣

｢…何…デート…？｣

｢おっと｣

どこから出てきたんだ、実。

｢Aお前っ！！いつ彼女できたんだよ！！！｣

｢いや違うんだって…さっき三奈たち女子に明日デート…ていうか出かけようって言われただけで｣

｢んだよそれ…！ハーレムじゃねーか！！｣

｢うわやめろ！もぎもぎ投げようとすんな！｣

血眼になってるじゃん、必死か！

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