【ヒロアカ】残り、14日の命【男主】 (ページ20)

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昼休み。

誰よりも早く食堂にきて、急いでお昼ご飯を済ませる。

｢…よし。いくか！｣

この食堂は生徒だけじゃなく先生たちも利用する、だからサインを貰うにはとてもいい場所なのだ。

さっそくとある先生の所へ向かう。

｢ラッチラッシュ先生！お忙しいところすみません、サインください！｣

｢お、聞いてるよ。君が左凪くんだね！もちろんいいよ！｣

｢ありがとございます！｣

いつも美味しいご飯を作ってくれるランチラッシュ先生。

今日は急いで食べちゃったけど、いつもはもっと味わって食べてる。、

｢…あっハウンドドッグ先生もいた、先生～！｣

多分、傍から見たら変なことしてる奴なんだろうな。

まぁでももう少しで居なくなっちゃう訳だし、割と恥ずかしいことは無い。

｢おーい、Aくん！｣

｢あ、天哉に焦凍に出久。3人とも仲良いなぁ｣

｢Aくん、何してるの？｣

｢ん？ふふふ…ひみつ～｣

｢えー、どうして！｣

｢明日教えるから。じゃあまた教室で｣

｢…A、昼は？｣

｢もう食べた！｣

｢早いな｣

ひらひらと3人に手をふり、その後も食堂を駆け回った。

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｢わ、結構集まったな｣

放課後、スケッチブックをパラパラめくりながらサインを眺める。

まだもらってないのはあと数人………。

｢先に保健室いこうかな｣

保健室へと歩いている途中、校長先生に会った。

｢やぁ左凪くん。教師のサイン集めてるんだってね｣

｢そうなんですよー。
…あっ根津校長もサインってあったりします…？｣

｢勿論あるよ！なんたって校長だからね！｣

｢ほんとですか！是非ほしいです！！｣

個性の発現した動物ってとても珍しいからね。

ヒーローじゃなくたって、雄英の先生はみんな尊敬できるし。

｢…はい、どうぞ｣

｢うわぁ…ありがとうございます！｣

｢どうだい左凪くん。これからお茶にしようと思うんだけど一緒に飲まないかい？｣

｢あー、そうしたいのは山々なんですけど…まだ教師全員まわれてなくて｣

根津校長のお話は長いと、誰かが言ってた。

｢だからまた後日、お茶しましょう｣

｢わかったよ。それじゃあ気をつけてね｣

｢はい！｣

校長にお辞儀をして、また保健室へと足を進めた。

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