50. オトコマエ ページ11
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いやー切島君いい子、ほんといい子。
でも今来られたらちょっとやばいかな！！
お願いだから止まってくれないかな！！
｢まっ、｣
ｽﾞｽﾞｽﾞｯ
｢……何これ、壁？｣
いきなり出てきた壁…いったい誰の…？
｢生徒の安否を確認したいからゲート前に集まってくれ。ケガ人の方はこちはで対処するよ｣
｢そりゃそうだ！ラジャっす！！｣
納得した切島君はゲート前へと走っていった。
｢ありがとう、助かったよ…セメントス｣
｢俺もあなたのファンなので…このまま姿を隠しつつ保健室へ向かいましょう｣
セメントス…なんか、ヌーっとしてる。
……かわいい。
｢はーどっこいしょっ…緑谷君、両足折れてるね？｣
｢ははは…そうみたい｣
｢保健室まで運んであげる｣
｢え、そんな！いいよ！！｣
｢照れんなって、ウブだなぁ｣
顔を赤くして全力で手と首を振ってる。
そんなに振っててよく折れないなってぐらいに。
｢はいはい、じっとして｣
｢えっえっ｣
｢…おるぁ！！｣
｢うわーーーーーーーー！！？｣
緑谷君の腹の下に腕を通し、片方の肩に担ぐ。
｢これでよし…と。
安心して、落としはしなから(多分)｣
｢そのカッコの中は何！？すごい不安！！｣
｢ていうか以外と重たいね、割と体硬いし。
着痩せするタイプか｣
｢ま、まぁ…それなりには鍛えてるから…｣
｢へぇー、うわ尻も硬ぇ｣
なんて言って緑谷君のお尻を叩いた(セクハラ)。
そしたら、ちょっと！！！！！つって怒られた(当たり前)。
しょぼん(´･ω･｀)
｢…速野少女すごいね、自分より背の高い男の人を担げるなんて…オトコマエだね！｣
｢私も鍛えてますから〜｣
いえい、とピースサインを作る。
緑谷君は後ろで照れながらなんかブツブツ言ってる。
｢…本当はお姫様抱っこしたかったんだけどね、両足折れてたら無理だなって思ってこっちにした｣
｢お姫様抱っこじゃなくてよかった…｣
｢さ、レッツゴー保健室｣
私たちはセメントスに連れられて保健室へ向かった。
…歩いてる途中で気づいたんだけどね、この抱き方首の傷口にくるわ、痛い。
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うるるぺ - え、まじで…終わり？ (2017年12月18日 0時) (
レス) id: 87b46f7d0a (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 朝さん» ありがとうございます！がんばります…！ (2017年8月6日 10時) (レス) id: 0de85ed0ce (このIDを非表示/違反報告)
朝 - 面白いです更新頑張ってください (2017年8月5日 11時) (レス) id: ee115d86c1 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 吸血蝶さん» ありがとうございますー！頑張ります(´ ▽｀) (2017年7月25日 18時) (レス) id: 0de85ed0ce (このIDを非表示/違反報告)
吸血蝶 - 続編おめでとうございます！！これからも頑張って下さい！！ (2017年7月24日 19時) (レス) id: e29e369563 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる | 作成日時：2017年7月24日 0時
