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ドライモンスターにたかられる side:チョロ松 ページ5

家族ばかりのLINEの中に一つだけ違うアカウント。
竹中Aさん。さっき知り合った女の子だ。
これを見るたび自然とニヤケそうになる。…だめだ。
こんなの兄弟達に見つかったら何を言われるかわからないし、絶対彼女に迷惑がかかる。
いつも通り、平常心平常心。

ガラッ
「ただいまー。」
「あ!チョロ松兄さんだ!!おかえりー!!」
「おぉ!帰ったかマイブラザー!」
「おかえり、チョロ松兄さん。」
「うっわ。それどうしたんだよ十四松。」
「えっとねー。ドブ川バタフライ!!」
「何してんの!?はぁ…風呂入ってきて。家中汚れるから。」
「はーい!!」
「それで?カラ松のそれは何。」
「フッ…カラ松girlと愛を語り合おうとしたんだがおそ松兄さんに会ってな。レシノストの混沌に飲み込まれた。」
「は?」
「なんかね、ナンパしに行ったらおそ松兄さんに会って、驚かされて川に落ちたんだって。」
「トド松、お前よくわかったな…。」
「さっき泣きながら言ってたよ?」
「ト、トド松!そのことは内緒にって…!」
「約束はしてないよ、カラ松兄さん。」
「何でもいいからカラ松も風呂入って来い。十四松も入ってると思うけど。」
「そうさせてもらおう。」

カラ松を風呂に行かせたし、荷物とニャーちゃんのグッズをなおしに行こう。
2階に上がろうとしたとき腕を掴まれた。

「何、トド松。ニヤニヤして。」
「ねぇ、チョロ松兄さん。なんか傷だらけじゃない?」
「あー…なんか絡まれた。」
「そっかー。じゃあさ、あの一緒にいた女の子は?」
「は!?な、なんで知って!?」
「一緒にいるの見かけたからさ!チョロ松兄さん嬉しそうだったし。」
「そ、そうなんだったんだ…(最っ悪だー!!よりにもよってトド松に見られた!!)」
「ねぇ兄さん、あの子可愛かったよね〜。どんな関係なの?」
「ど、どんなって…あの子とは今日知り合ったところだよ…。」
「へ〜…じゃあその子、僕に紹介してよ。LINE持ってるんでしょ?」
「そ、それはほら!竹中さんに迷惑かけちゃうから!(こいつっ!どこまで知ってんだ!?)」
「ふぅん…竹中さんって言うんだ〜。みんなに言ってもいい?」
「はぁ!!??ダメに決まってるだろ!!」
「え〜…仕方ないなぁ…。だったらさ、口止め料。」
「…はい。」

とんでもない奴に見つかった。
このドライモンスターめ…
財布の中を見るとため息が出た。


******************************
カラ松のセリフはノムリッシュ翻訳から。

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設定タグ:おそ松さん , おそ松くん   
作品ジャンル:アニメ
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杏月(プロフ) - 雛音さん» こんばんは。ご報告いただいた箇所訂正しました。ありがとうございますm(_ _)m (2015年12月23日 23時) (レス) id: 9096dccfc2 (このIDを非表示/違反報告)
雛音(プロフ) - こんばんは。呼び方のページでスーパーがスパーになっていますm(*_ _)m (2015年12月23日 20時) (レス) id: d4ce378bd7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:杏月 | 作成日時:2015年11月26日 8時

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