番外編 初詣に行こう 後編 ページ39
お参りの後、皆でおみくじを引いた。
全員凶だと嘆いていた。
流石六つ子。
まさかおみくじまで同じ結果だなんて…。
ちなみに私は小吉。まずまずの結果だ。
ただ、『待ち人来ず』の一文に妙に嬉しそうな顔をする六つ子に腹が立った。
そんな初詣の帰り道、それぞれの願い事について話をした。
「みんな真剣にお願いしてたけど何お願いしたの？」
「俺はカリスマ…レジェンド…とにかくビックになること！」
「もっと真面目なお願い事なかったの？」
「いいじゃん別に！願うのはタダだろ？カラ松は？」
「俺は今年も多くのカラ松girlに出会うことだ！」
「相変わらずイッタいね〜。」
「なっ…俺はまた兄弟を傷つけて…」
「もうそれでいいよ。チョロ松兄さんは？」
「僕は…就職、かな…。」
「嘘つけー。どうせレイカだろ？」
「にゃーちゃんだから！！何度言ったらわかるんだよ ！？」
「どっちでもいいよ、にゃーちゃんでもレイカでも。」
「良くねぇよ！ったく…一松は？」
「…ねこ。」
「え、なにそれ…。」
「わかったぞ！一松は猫が好きだもんな？もっといっぱいの猫と友達になりたいんだろ。BINGO〜？」
「黙れクソ松。…十四松は？」
「俺はね！やきう！！あと、Aちゃんと一緒にいっぱい遊びたい！！」
「おま、十四松！今それ言うのは卑怯だぞ！！」
「えーなんでー！？」
「十四松くん、神様にお願いなんてしなくても一緒に遊ぶよ？」
「ほんと！？じゃあじゃあ、約束！絶対だよ！」
「うん、約束。」
「やったぁ！！」
「よかったね、十四松兄さん！」
「うん！トド松は？」
「僕はAちゃんと一緒にいたい、かな？」
「うーん…ちょーっとあざといかな？」
「え！？なんでぇ！？」
「なんでって言われても…。女の子の友達多いんだし別に私じゃなくても、ねぇ？」
「そんなことないよ！Aちゃんがいいの！」
「まあまあ。そういうAは神に何を願ったんだ？」
「私は…今年一年無事過ごせますようにって。」
「えー？普通すぎじゃない？」
「あと…」
「あと？」
「今年もこのメンバーでいれたらなって。」
「…Aってさー、なんだかんだ言って俺らのこと大好きだよな。」
「嫌なら、別にいい。」
「んなことないって！俺らもAといたいもん。な？」
照れたり目をそらしたりするもののみんな首を縦に振る。
よかった、嫌がられてるわけじゃないみたいだ。
「じゃあ、みんな今年もよろしくお願いします！」
「「「「「「よろしくお願いします！！」」」」」」
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杏月(プロフ) - 雛音さん» こんばんは。ご報告いただいた箇所訂正しました。ありがとうございますm(_ _)m (2015年12月23日 23時) (
レス) id: 9096dccfc2 (このIDを非表示/違反報告)
雛音(プロフ) - こんばんは。呼び方のページでスーパーがスパーになっていますm(*_ _)m (2015年12月23日 20時) (レス) id: d4ce378bd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏月 | 作成日時：2015年11月26日 8時
