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あ、そうだ。
カラ松くんと十四松くんに連絡しなきゃ。
すごく心配してくれてたし。
2人をグループに招待して参加したを確認してからメッセージを送る。
A：『財布見つかりましたー。』
カラ松：『良かったな！どこで見つけたんだ？』
十四松：『よかったね！！どこにあったの！？』
おぉ、流石六つ子。
反応がほとんど一緒だ。
A：『一松さんが届けてくれました！』
カラ松：『一松が？そうか、あいつが…』
十四松：『一松兄さん！？めずらしー！』
何この反応。
一松さんの兄弟の中でどう思われてんのかな…。
A：『一松さんにお礼言いたいんだけど、連絡先とか教えてもらえない？』
カラ松：『一度聞いてみよう。待っててくれ。』
A：『お願いします！』
十四松：『はーい！これだよー！！』
一分もしないうちに一松と書かれた連絡先が表示された。
え、待って、早い。
ほんとにちゃんと聞いたのかな？
A：『ありがとう。』
十四松：『みてみてー！』
A：『どうしたの？』
十四松：『カラ松兄さん！』
送られてきたのはカラ松くんの写真だった。
1枚目は半泣き、２枚目は涙を流しながら倒れている写真、3枚目は白目をむいていた。
だからカラ松くんからの返事がないのか。
A：『何があったの…』
十四松：『一松兄さんにやられたー』
えー…
一松くんそんなことするんだ…。
いや、やりそうな気もするけど。
A：『そっかー。あ、一松さんに連絡してみる。ありがとね！』
十四松：『はーい！』
一松くんのトーク画面を開く。
とりあえず挨拶しとこう。
A：『竹中Aです。さっきはありがとうございました。あ、十四松くんから教えてもらいました。』
一松：『こんなゴミに連絡取るとか物好きだよね。』
A：『だって今度猫場行こうって言ったじゃないですか…。』
一松：『本気だったの？』
A：『嘘だったんですか？』
一松：『嘘じゃないけど…』
A：『じゃあ来週行きますね。』
ここまで送って後は放置。
しばらく通知音が鳴る。
鳴り終わった後しばらくしてから確認してギョッとした。
一松：『え』
一松：『ねぇ』
一松：『無視ですか』
一松：『まじか…』
一松：『猫缶とマタタビはアンタ持ちね。』
一松：『持ってこなかったら…わかってるよね？』
一松さん、もしかしたらある意味怖い人なのかもしれない。
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2016.1.4 修正・加筆
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杏月(プロフ) - 雛音さん» こんばんは。ご報告いただいた箇所訂正しました。ありがとうございますm(_ _)m (2015年12月23日 23時) (
レス) id: 9096dccfc2 (このIDを非表示/違反報告)
雛音(プロフ) - こんばんは。呼び方のページでスーパーがスパーになっていますm(*_ _)m (2015年12月23日 20時) (レス) id: d4ce378bd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏月 | 作成日時：2015年11月26日 8時
