＊ ページ11
「なんでついてくるんですか。」
「俺の家もこっちなんだ！」
「だったら隣歩かなくても…「痛い!」…は？」
横を見ると不審者がいなくなっていた。
え、どこいったの。
「いてて…」
「何してるですか。」
「溝に足がはまった…」
「はぁ！？だから！サングラス外しなさいって言ってるでしょ！！」
無理やりサングラスを外せばどこかで見た顔が現れた。
え、え…
「松野さん！？」
「へ！？」
「足抜けないんですか？」
「う…抜けない、です…。」
「なにやってんですか、もー…。ほら、手貸してください！」
「え、ちょ…!」
「よいしょぉー！」
「うわ！？」
松野さんの手を掴んで思いっきり引っ張る。
力を入れすぎたせいか、足が抜けたのはいいけどそのまま松野さんが倒れてくる。
「うぶっ…いった…(鼻ぶつけた…)」
「す、すまない…大丈夫か？」
「大丈夫…なんで早くどいてください。」
「あ。す、すすすすまない！」
勢いよく飛び退いた。
その顔は真っ赤になっている。ついでに涙目。
さっきまでのキャラはどこにいったのか。
立ち上がらせてくれるあたり優しい人のようだ。
それにしてもこの反応…トド松くんじゃないのは確かだ。
チョロ松さんは女の子慣れしてないけど、あんなイタイ発言しない。
彼いったい誰なんだろう。
顔もそっくりだしトド松くんの言ってた兄弟なんだろう。
「あの、松野さん…なんですよね？」
「…？どこかで会ったか？」
「私、トド松くんの友達の竹中Aっていいます。トド松くんから顔がすごくそっくりな兄弟がいるって聞いてたからもしかしてと思って…。」
「そうだったのか！俺は松野家に生まれし次男、松野カラ松だ！」
「よ、よろしくお願いします。」
「ところで竹中さん、その松野さんって言うのやめないか？」
「え、なんでですか？」
「いや、うち兄弟が多いんだ。みんな同じ顔でしかも6人。だから松野さんって呼ばれたら全員返事するぞ？」
「それは困りますね…。じゃあカラ松さんって呼んでいいですか？」
「え、あ、あぁ！！ならば俺はAと呼ばせてもら…お…ぅ…」
「…なんで照れるんですか。」
「あ、いや、その…見ないでくれ…！」
真っ赤になって顔を隠すカラ松さん。
あ、なんだろこれ。
いじめたくなるタイプだ。
「カラ松さーん？だいじょうぶですかー？」
「ふっ…心配するな、カラ松girl。」
前言撤回。
やっぱり痛いわ。
******************************
やっとカラ松だせました。
カラ松書くの難しい…。
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杏月(プロフ) - 雛音さん» こんばんは。ご報告いただいた箇所訂正しました。ありがとうございますm(_ _)m (2015年12月23日 23時) (
レス) id: 9096dccfc2 (このIDを非表示/違反報告)
雛音(プロフ) - こんばんは。呼び方のページでスーパーがスパーになっていますm(*_ _)m (2015年12月23日 20時) (レス) id: d4ce378bd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏月 | 作成日時：2015年11月26日 8時
