23話 ぶりっ子 ページ26
「上鳴くーん！ちょっといいかな〜？」
「なになにー？城ヶ崎」
「切島くーん！ちょっと教えて欲しいことが〜！」
「あぁいいぜ！」
僅か1時間足らずですっかりクラスに馴染んだ城ヶ崎さん。編入したばかりで分からないことだらけなのか、早速クラスメイト(主に男子)に話しかけまくってる。交流の輪を広げる為か…随分コミュ力高いな
「せ、先輩…あの人、クラス全員の名前秒で覚えてましたよ」
隣の尾白くんが若干引き目で彼女を見つめ、こっそりと私に呟いた
『……いや、あれは覚えたんじゃなくて
"元々知ってたんだ"』
20人という大人数の顔と名前が直ぐに一致するなど常人ではまずありえない。記憶力に関する個性の持ち主だとしても、少なくとも原作ではまだ出てきていないはず…
『…そもそも、あの子見たことないし…十中八九転生者だね』
「ヒロアカのクラスタが言うなら間違いないですね」
世間話をしながら2人で彼女を観察する
＿「でねでね〜！ここなんだけど〜！」
＿「あ、あぁ…それはいいが城ヶ崎…ちょっと近くねぇか？」
＿「そお？」
ヒーロー基礎学のカリキュラムを手に、教えていた切島くんも少し引き気味なのが遠目で分かった。流石に漢気一筋な彼も、初対面の女子に迫られ過ぎると距離を置きたくなるのだろう
まぁ、あれは近すぎだな…さり気なく胸当ててアピールしてるのホントに草
『(…別にどーでもいいけど)』
愛され系やら逆ハー目指してんなら勝手にすればいい。寧ろ私は見る専だからそっちの展開の方がオイシイ。ノーマルもすこ。きゃー大胆(ﾊｧｰﾄｽﾗｯｼｭｽﾗｯｼｭとか言ってみたい
「あ、あの！！尾白くんだよね！私城ヶ崎りり！よろしくね〜！」
「…どもっス」
首だけ傾け適当に挨拶をする尾白くん。やべー奴に関わったみたいな顔すんなよ。表情筋死んでんのかよ
「あ！それとそっちの君は？？さっきから気になってたんだ〜！」
『あ、私？私は麗日A。宜しくね城ヶ崎さん』
隠してもいずれはバレることだし。社交辞令モードで丁寧に名前まで伝えると目を見開き動揺を見せる彼女
「そ、そうなんだ！宜しくねAちゃん！私もりりでいいから…！」
早口でそう告げると逃げるように去っていく城ヶ崎さん。名乗った瞬間、態度が180°変わった
『(…彼女はクロだ)』
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チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - ピポ助さん» 見れましたか！！良かったです(^^) (2019年8月7日 16時) (
レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
ピポ助(プロフ) - あ！！！見れました！！ ありがとうございました？ (2019年8月7日 14時) (レス) id: 4111e46406 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - ピポ助さん» あれれれれ？うーんなんででしょう…？私の端末も結構年季が入ってるのでこっちがぶっ壊れてるのかもしれません…！ご迷惑をお掛けします！！再チャレンジしてみます！！それでも見れないーという感じでしたらお手数をお掛けしますがお伝え下さい！ (2019年8月4日 14時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
ピポ助(プロフ) - …？！？ なんか自分の端末が悪い気しかしなくなってきたのですが、イラストもURLもないです…^^; (2019年8月3日 22時) (レス) id: 4111e46406 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - ピポ助さん» 再アップしてみました！どうでしょうか…？？万が一ご覧になれない場合は、御手数ですが下記のコメント欄のURLからお願い致します…！！ (2019年7月23日 20時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ＆ピーナッツ
| 作成日時：2019年5月13日 20時
