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｢なあA、明日暇？｣
土曜日の昼下がり。
秋にしては暑すぎるから口にもごもごとアイスキャンデーを食べてる最中だった。
電話が来たから出てみると、それは流星くんだった。
｢……ふへ？｣
思わず、もしもし、も無い唐突過ぎた言葉に詰まってしまう。
｢なに？(笑)なんか今食べとるやろ〜｣
｢ん、今ねアイス食べてる｣
｢ふ(笑)｣
｢なんで笑うの(笑)｣
｢子供っぽいなあ思って。店来る時もいっつも甘いもんばっかやし(笑)｣
電話越しの流星くんの声がやけに近くて。
流星くんが隣にいるみたいで。
ドキドキして、頭がふわふわする。
｢明日、大丈夫？あかん？｣
｢ううん。大丈夫だよ｣
｢ほな、明日迎えに行くわ｣
ねえ、流星くん。
期待してもいいかな。
私、
君と恋したい。
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作者名：ふぇありー | 作成日時：2018年2月8日 1時
