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#12 ページ12
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「別に、何もないですよ」
フフフと作り笑いをしてみたけど
中間さんは「嘘つけ」とあっさり見抜かれてしまった。
「同窓会言った方がええってアドバイスもしたんやし聞く権利あるやろ?」
ニコニコ笑ってる中間さん。
それで天使のつもりですか、悪魔め。
「何ですかそれ、そんなルール」
「ええから」
中間さんにぐっと顔を至近距離まで近づけられた。
心臓止まる。
こんな事出来るなんてさすが恋愛マスター。
「ドキドキした?(笑)」
「してません」
感心しました、恋愛マスター。
私にもそんなテクニックがあったら。
…………あったら、どうなってたんだろう。
「…Aちゃん?」
中間さんの声で我に返る。
あ……、やらかした。
またぼーっとしてた。
「まあ無理に言わんでもええからね」
さっきのは冗談、とでも言うように中間さんはそう付け足した。
やっぱり、優しい。
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作者名:ふぇありー | 作成日時:2018年2月8日 1時