. _j.t ページ4
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開演時間が迫ってきて、各々が準備を始めた中
｢Aちゃんって北斗が歌ってんの見た事あんの？｣
そう言えばって、慎太郎が髪をセットしながらソファで大きい声を出すと
｢確かに1番カッコつけてる時じゃん？｣
ってスプレーをかけながらこれまたでかい声でジェシーも参加
｢…ないと思う。CDもライブDVDもあげてるけど
忙しくて見れてないんだって
…CDは聞いてくれてるらしいけど｣
当の本人は早く準備したおかげで、あとは上の衣装を羽織るだけの状態までになっていて
手持ち無沙汰なのかAちゃんが載ってるだろう雑誌を見てる
｢ライブ呼べばー｣
｢馬鹿なの？｣
｢だぁって1番手っ取り早いじゃん
かっこいいとこ見せれんの｣
ジェシーの適当な発言に、真剣に答えた北斗は
｢まぁAちゃんが北斗のために、音楽番組見てくれる可能性も低いしな｣
｢なんでよ｣
｢忙しいのに、折角の休みを本命でもない相手のために使うと思う？？｣
俺らの言葉に若干怯んだ後
｢呼びたいけど呼べる理由がない
傍から見れば接点ないし
こっそり呼べたとしても、あんな大女優座ってたら一瞬でバレるし
変になんか言われるようになって
会えなくなったら多分俺死ぬし｣
なんて雑誌を閉じて
深刻な顔でわざとらしく震えてる
-
ジェシーが私服の靴でスタンバイしてた
っていうハプニングもありながら慌ただしく始まったライブが
無事に終了して、楽屋に戻ってると
｢ドラマとかで共演できれば可能性あるんだけど｣
とか、つい1分前まで話してたでしょって顔で
2時間前の話題を強引に持ち出してきた
｢え、なんの話｣
｢Aのことに決まってんじゃん｣
｢時間飛びすぎて、誰もわかってなかったよ｣
｢ってか北斗まだ言ってんの｣
｢慎太郎がライブに呼んでかっこいいとこ見せたら
落とせるかもっていう夢を北斗に見せるからだろ｣
｢…俺そこまで言ってないんだけど｣
慎太郎が若干引き気味でそう訴えてると
ちょうど楽屋について
｢あーー、俺すっげぇ汗かいたなぁ今日｣
｢俺もー｣
北斗が面倒くさくなる前にシャワーに逃げようと
すぐに各々が着替えを用意してると
｢松村さん！！！！｣
マネージャーがすっっげぇ笑顔でライブ終わりの俺らより息を切らして楽屋に駆け込んできた
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れんり。(プロフ) - komayu24さん» 嬉しいお言葉、ありがとうございます。最終話まで駆け抜けますので、見届けていただけると嬉しいです! (2021年10月30日 23時) (
レス) id: f1c4f19e3d (このIDを非表示/違反報告)
komayu24(プロフ) - 続きすごく気になります！更新楽しみにしてます (2021年10月24日 20時) (レス) @page31 id: d1914f0a62 (このIDを非表示/違反報告)
れんり。(プロフ) - kaaaaaa0615さん» こんにちは、コメントありがとうございます!とても励みになります (2021年10月4日 22時) (レス) id: f1c4f19e3d (このIDを非表示/違反報告)
kaaaaaa0615(プロフ) - こんにちは！更新ありがとうございます。れんり。さんの作品とても好きなので、続きが読めて嬉しいです。 (2021年10月3日 16時) (レス) @page28 id: 1c329fc3d8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかな - 続きみたい！ (2021年8月6日 19時) (レス) id: 94f31d1259 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんり。
| 作成日時：2021年5月5日 19時
