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『あー幸せだった』
｢たまにする贅沢ってもはや薬だわ｣
まだ夜の若い時間。
ディナーを終えた私たちが向かうのは
予約していた一室
｢まだ贅沢残ってるのも、幸せ｣
『いい部屋取ったもんね？』
｢Aとできる｣
『
…もうちょい包んで言えない？
ムードってもんがさ、、』
｢一緒にお風呂はーいろ｣
『今日は勘弁
この先3ヶ月はシャワー生活だから』
｢えー｣
嫌って言い続ける私に、いやって言い返し続ける北斗
部屋の前についても
｢ねーやっぱ一緒に入りたい｣
『やだ』
｢Aの邪魔しないって約束するから｣
まだ駄々をこねる北斗から
鍵を奪い取ってドアを開ける
『、分かった
し終わったら一緒に入る。それでいい？』
そう私が折れると
｢まじ！！やった！！！｣
『はい、早く入ってきて』
｢すぐ上がる！｣
彼はニッコニコで着替えを取りに行って
『はっや』
アイドルの本気の速さでシャワールームに走っていった。
-
｢A〜、このシャンプー超いい匂いだよ
一緒に入らない？｣
『しつこい』
バスルームから叫ぶ北斗の相手をするのにも疲れてソファに横になる。
｢あ、飽きられた｣
私が応答しなくなったから諦めたのか
ドアを閉める音とともに、シャワーの流れる音が聞こえてきた。
その音を聞いてると眠気がだんだん襲ってきて
｢あがったー｣
北斗の声が聞こえるまで意識を飛ばしてた。
｢A〜？タオルここ置いとくからね｣
もしかして30分くらい寝ちゃった…？
慌てて時計を見るけど
…まだ10分も経ってない
はや。
まだ完全に起ききっていない私の頭は
起き上がることより、眠さの方が勝っていて
時計を確認して、もう一度目をつぶってたら
｢…寝たの？｣
頭上ですっごい優しい声が聞こえてきた。
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れんり。(プロフ) - bbbさん» コメント気が付かなくて、時間が経ってしまっていてすみません。。とても嬉しいです、ありがとうございます！ (2021年5月3日 17時) (
レス) id: f1c4f19e3d (このIDを非表示/違反報告)
bbb - 凄く面白いです！更新楽しみにしてます！ (2021年3月15日 15時) (レス) id: 07513b1c51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんり。
| 作成日時：2021年2月26日 23時
