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｢覚えてくれてると思わなかったっ｣
…覚えてるんかい
挨拶を一通り終えた彼らは、すぐに楽屋を去って行ったから
覚えてなかったんだ、良かった
なんて安心してたのに。
そんな安心もつかの間で、
『あのさ、居座らないでもらっていい？』
収録後、誘われていたご飯の予定に間に合わせるために
急いで帰る準備をしていたら
無遠慮に楽屋のドアを開けて
椅子に座ってきた松村北斗くん
｢覚えてないと思ってたから
でもわっかりやすく俺見て動揺すんだもん。
嬉しくなっちゃった｣
…あれ。
しっぽが見えそうな笑顔でそんなこと言ってくるけど
『君、そんなキャラだった？』
もっと、なんだろ。大人しいっていうかそんな感じじゃなかったっけ
｢え？うん｣
…あぁでもそうか。あの時君すっごい沈んでたっけ
ってか、タメ語。
『出てって。私これから予定あるから』
｢今日はどの男？｣
『…は？』
なに
『電話、やっぱ聞こえてたんだ』
｢それもそだけど、俺
城沢Aサンのこと調べてきたし｣
『…え、、なに怖いんだけど』
そういうと彼は嬉しそうに笑って立ち上がって私の前までやってきた。
『なに』
不信感MAXで
何なら恐怖感まであった私は、少し後ろに下がるけど、
その分彼は距離を詰めてくる
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れんり。(プロフ) - bbbさん» コメント気が付かなくて、時間が経ってしまっていてすみません。。とても嬉しいです、ありがとうございます！ (2021年5月3日 17時) (
レス) id: f1c4f19e3d (このIDを非表示/違反報告)
bbb - 凄く面白いです！更新楽しみにしてます！ (2021年3月15日 15時) (レス) id: 07513b1c51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんり。
| 作成日時：2021年2月26日 23時
