Mafia . 25 ページ28
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ダイニングルーム、
キッチン、
庭、
屋根の上、
色々な場所から銃声が聞こえてくる。
そして、たくさんの足音や、怒鳴り声、呻き声も聞こえてくる。
そんな中、僕は書斎に来ていた。
書斎はとても分かりずらい場所にあるから、少しの間ここにいてもバレないと思う。
監視カメラがあったら困るので、部屋の隅々まで探した。なかったから大丈夫。
書斎は、街の図書館のような感じだった。僕は行ったことないけど。
沢山の本棚があって、部屋の真ん中あたりに長テーブルがあって。よく本などで出てくるような書斎だった。
本もあんまり読まないけど。
先程、敵から奪い取ったバズーカを隣に置き、ずるずるとその場に座り込む。
ぼーっと本棚を眺めていると、ふと、主人の顔が浮かんだ。
そういえば、主人はコーヒーを飲みながらよく本を読んでいたなぁ…
と、思った。
分厚い本。あまり分厚くない本。色々な本を読んでいたのを覚えている。
そして、全部読み終わったらコーヒーを一気に飲み、また別の本を読み始めていたな…と隣に置いたバズーカを見ながら思っていた。
また、しばらくぼーっとしていると、バタンッと書斎の扉が勢いよく開く音が聞こえた。
隣に置いてあるバズーカを担ぎ、相手にバレないようにそっと扉の方に近づく。
本棚の陰からこっそりと相手を確認した。
「…主人？」
そこには、ついさっきまでボロボロだった人がふらふらとしながら部屋の奥の方に向かって歩いていた。
そして部屋の奥の方まで行った主人を確認し、主人にバレないように扉の方までそっと移動する。
扉の方からは、主人の姿が見えなかったので、ほんの少しだけ扉を開けて外の様子を見る。
周りに誰もいないのを確認し、そっと扉を閉めて主人のところに向かった。
主人は、部屋の1番奥の方にいた。
膝に顔を埋めるような姿勢をして。
「しゅーじーんっ！！」
と、大きな声で、声をかける。
僕の声に驚いたのか、顔を勢いよく上げた主人。
けれど、主人は僕の顔を見て、へらりと笑った。
『なぁーに、えーっと…五男』
「十四松だよ！！主人笑うの下手くそだね！！」
『…それ、今言うか？』
__________ side 十四松
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ミクス - エ？何コノ話？ 物凄くいいですね！私にもこんな文章力があれば…！ ていうか本当に良い話ですね！クズマフィア？変な愛情植え付けられたただのイケメンジャマイカ！ (2018年10月29日 20時) (
レス) id: 589b89f7ba (このIDを非表示/違反報告)
おみや(プロフ) - 白雪?さん» コメントありがとうございます！私もメイドさんとくっつけたいなって思いながら書いてます…← (2018年4月28日 22時) (レス) id: b5c4769cf4 (このIDを非表示/違反報告)
白雪?(プロフ) - 、、、もうメイドさんとくっついてよ、、、切ないよ、、、 (2018年4月27日 20時) (レス) id: 8403ebf52e (このIDを非表示/違反報告)
?___ニャチャ??*????(プロフ) - おみやさん» 待ちます！！待ちます！！ずっと待ってます!!!!!!!!!!!!!!! (2018年4月5日 19時) (レス) id: b942457534 (このIDを非表示/違反報告)
おみや(プロフ) - ?___ニャチャ??*????さん» コメントありがとうございます！大好物ですと…！？あ、あ、死なないでください！笑 亀更新ですが気長に待って頂けたら嬉しいです…！ (2018年4月5日 16時) (レス) id: b5c4769cf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おみや | 作成日時：2013年10月5日 22時
