Mafia . 22 ページ25
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side トド松
玄関のドアを開け、廊下を進む。
ほんの少し歩くと、目的の部屋に着いた。
おそ松兄さんがドアをノックすると、部屋の中から「入りたまえ」と声が聞こえた。
ガチャりとドアを開ける。
すると、部屋の中には大きな椅子に座って、机に肘を付き待っているガラの悪いおっさんと、部下が数人いた。
ガラの悪いおっさんの前には、六つの椅子が並べられている。
「やぁ、待っていたよ。…さぁ、とりあえず座って」
並べられている椅子に座る。
座った瞬間、何だか威圧されているような、そんな感じがした。
「さて、単刀直入に言うよ。
…君達、私の所へ来ないか？」
しばしの沈黙を破ったのは、ガラの悪いおっさん。
そして、そのおっさんの質問に答えたのは、
「無理。
俺達、Aさんのとこにずっといるから」
おそ松兄さんだった。
おそ松兄さんは、鼻の下をこすりながら言う。
そして、
「そんなことよりさ、Aさんに乱暴するのやめてくれない？」
いつもの、あのヘラヘラとした感じではなく、真剣な顔で言った。
そして、さっき感じた威圧感のようなものをまた感じた。
威圧感のようなものに包まれながら、話は進む。
「…Aがそんなにいいか？彼奴は、その辺のチンピラの真似をしているただのクソガキじゃないか。」
「…主人は、初めて会った時はクズ野郎だと思った。酷い事もされたし。…でも、今は違う。」
そう言ったのは一松兄さん。
一松兄さんは続けてこう言った。
「……主人は本当はとってもいい人。あれは、あの暴力は、愛情表現。
おっさんが、主人に、Aさんにやっているのと同じようにやっているだけ。
…でしょ？おっさん」
一松兄さんがそう聞くと、おっさんは笑いだした。
げらげらと、下品に笑う。
そして、こう言った。
「っはー、そうかそうか…彼奴、自分が愛されてると思ってたのか。
俺はな、彼奴を愛してなんかいねぇよ。
__________彼奴はただの玩具だ。」
…は？このおっさん今なんて言った？
玩具？は？
一番聞きたくない事を聞いた。
気がつくと、座っているのは僕と十四松兄さんだけで、カラ松兄さんチョロ松兄さんは拳銃、一松兄さんはライフルをおっさんに向けていた。
そして、おそ松兄さんは、おっさんの机の前に立って煙草を吸っていた。
そして、おそ松兄さんは言う。
「おっさんさぁ…Aさんを、玩具何て言うなよ」
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ミクス - エ？何コノ話？ 物凄くいいですね！私にもこんな文章力があれば…！ ていうか本当に良い話ですね！クズマフィア？変な愛情植え付けられたただのイケメンジャマイカ！ (2018年10月29日 20時) (
レス) id: 589b89f7ba (このIDを非表示/違反報告)
おみや(プロフ) - 白雪?さん» コメントありがとうございます！私もメイドさんとくっつけたいなって思いながら書いてます…← (2018年4月28日 22時) (レス) id: b5c4769cf4 (このIDを非表示/違反報告)
白雪?(プロフ) - 、、、もうメイドさんとくっついてよ、、、切ないよ、、、 (2018年4月27日 20時) (レス) id: 8403ebf52e (このIDを非表示/違反報告)
?___ニャチャ??*????(プロフ) - おみやさん» 待ちます！！待ちます！！ずっと待ってます!!!!!!!!!!!!!!! (2018年4月5日 19時) (レス) id: b942457534 (このIDを非表示/違反報告)
おみや(プロフ) - ?___ニャチャ??*????さん» コメントありがとうございます！大好物ですと…！？あ、あ、死なないでください！笑 亀更新ですが気長に待って頂けたら嬉しいです…！ (2018年4月5日 16時) (レス) id: b5c4769cf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おみや | 作成日時：2013年10月5日 22時
