Cafe au lait

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ご飯のあと、健二郎くんが
前から行きたいと言っていた
釣り具屋さんに来た






健「このリールめっちゃええ！！」






リールをキラキラした目でくるくる回す

健二郎くんはとっても可愛い



そのあとも


ああ！このルアーも！！と
子供のように店内を回っていく。





「本当に好きなんだね？」



健「大好きや！」






自分に向けられた言葉じゃないのに
ドキッとしてしまった






















健「Aちゃん、付き合ってもろてありがとう」



休憩がてらカフェに入った私達。



「全然！健二郎くん、なんだか子供みたいで可愛かった」



健「いや〜、これに関しては自分でも受け入れてる(笑)」



ニカっと笑う



「………健二郎くんの笑顔、好き」



健「ホンマに？これよく言われるねん。
俺のチャームポイントや」



「そうなんだ、なんか見てると元気になる」



健「嬉しいな〜」



ありがとう。と健二郎くんは言う





.



.



.





健「今日は楽しかったな」



「楽しかった。送ってくれてありがとう」



健「気にせんといて、ほな。またねAちゃん」





…健二郎くんの背中がだんだんと小さくなっていく





このままお別れしたくない。そう思った








「健二郎くん！」



私がそう言うと驚いた顔をしてこちらを振り返る



健「Aちゃん？どうしたん？」



また、私のいるところに戻って来てくれた





「あの、、、」



健「ん…？」











今がチャンスかもしれない。

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