Laughing (ページ12)

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#12 ページ12

朝、あのまま帰っちゃったけど良かったのかな。

でもきっと数々の女を抱いてるだろうし
なんてことないだろうな。

それにしても今日は仕事の量が多すぎる

仕事片付けたら飲みに行こう。

やっと片付いた、

時間を確認すると既に定時から数時間は経ってる。

もう、今日は沢山飲みたい。

.

.

正面玄関を出るとすっかり暗くなっていた。

そしてなんか隅の階段に座ってる人がいる。

しかも怪しいし。

足早にその場を後にしようとしたけど....

なんか見覚えがあるような。

「..............お、み？」

ゆっくり近づいてその名を呼ぶ。
違ったらさぞ恥ずかしい。

でもその人は立ち上がって

いきなり私に抱きついて来た。

「...え！？ちょっと！」

臣「Aさん、俺ずっと待ってた。」

やっぱり臣だ。

「...。なんで、」

臣「また会いたくなって。しかも何も言わずにいなくなるとかひどいよ」

だって、それは...。

「それに関しては謝るわ。ごめんなさい。」

臣「それに俺、貴女の虜になっちゃった」

臣は、私がここにいると確かめるように
再びギュッとして来た。