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「……A？」
「V……？」
う、ウワーーーッ本物のVだ！
電話越しじゃない声にドキドキして、頭が真っ白になる。
どうしよう、何言えばいいんだろう。
固まってグルグル考えていると、ネイビーのキャップを被った方がわたしの手を握ってきた。
「Aさん〜！ 会いたかたです〜！」
「え、S？ わたしも会いたかった！」
ちらっとVを見る。
Vは上下デニムで、うん、まあなんていうか、個性的な服装をしていた。
独特な感性をしているんだな、と納得していると、どこかお店に入ろうという話になり、ランチも兼ねてファミレスに向かうことにした。
「〈明日にはもう帰国するの？〉」
「〈うん、朝一で帰るよ〉」
さみしい気持ちを誤魔化すように、ドリンクバーのオレンジジュースをじゅーっと飲む。
「Aさんは最近なにしてますか〜」
「実はね〜〈韓国語を勉強してるよ！〉」
わたしが韓国語で言うと、二人はびっくりしたように目を見開いた。
「すごいですね〜！ 上手です！」
「えへへ、ありがとう。〈ちょっとした日常会話ならできるようになったんだ〉」
「僕のためですか〜？」
「んふふ、そうだよ〜」
Sの冗談に乗って笑い合っていると、Vがちょっとムスッとしたような顔で飲み物を飲んだ。
「〈Vは最近何してた？〉」
「〈ここのところは練習ばっかり〉」
「〈練習？ なんの？〉」
「〈あーっと……〉」
「〈僕とVは、えーとダンス！ ダンスをしてるんだよ〉」
「へえ〜！」
なんか意外だ。
でもたしかに二人ともすごくスタイルがいいし、ダンスで鍛えられてるんだろうな。
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リリィ - 偶然にもそういうことが起こればイイな〜という期待と先行きがどうなるか楽しみなので書いていただけると助かります♥ (1月5日 1時) (
レス) @page13 id: 9fb18e58d9 (このIDを非表示/違反報告)
らちょ(プロフ) - しかもテテちゃんのお話に書き込みしてしまつという…重ね重ねすみません！ (2021年6月26日 18時) (レス) id: e689790514 (このIDを非表示/違反報告)
らちょ(プロフ) - んーさん初めまして！すみません、途中で送信を押してしまってたみたいです。。そうですグクちゃんのお話読みました！お話に引き込まれて、一気に読んでしまいました。執筆大変かと思いますが応援しております！ (2021年6月26日 18時) (レス) id: e689790514 (このIDを非表示/違反報告)
んー(プロフ) - らちょさん» コメントありがとうございますージョングクのお話読んでいただけたんですかね？こちらも共々よろしくお願いいたします！ (2021年6月26日 15時) (レス) id: d739c5af4f (このIDを非表示/違反報告)
らちょ(プロフ) - ジョングク (2021年6月26日 14時) (レス) id: e689790514 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：んー
| 作成日時：2021年6月7日 20時
