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アルバイト終わりにミンギュがうちへ遊びに来た。
 夕食をうちで食べていくようで、リビングで新しい教科書に名前を書くのを隣で見ている。

「中学校で友達はできたのー?」

 夕食をダイニングテーブルに運びながら母が言う。

「うん、朝知り合った子が同じクラスだったの」
「A〜友達できたからってオッパのこと忘れないで」

 甘えた声を出しながらミンギュがわたしに抱きついてくる。わたしも中学生になって、本来なら思春期の年齢だ。もしわたしが反抗期になってミンギュをうっとおしく思ったりしたらどうするんだろう。

「忘れないよ」

 頬を押しつけてくるミンギュはキュンキュン鳴く犬のようだ。

「ご飯できたよー」
「はーい」

 今夜はミンギュがいるからお肉メインのメニューだ。わたしもお肉は好きだから嬉しい。
 ミンギュはご飯を本当に美味しそうに食べる。一口が大きくて、ほっぺたを膨らませてもぐもぐするのが可愛らしい。
 母はそんなミンギュの食べっぷりが嬉しいらしく、ミンギュが来る日はいつも張り切って食事の準備をしている。

「ミンギュはどうなの? 彼女はできた?」
「えいー、おばさんうるさい」
「そうよねーミンギュにはAがいるものね」
「お母さん……」

 お母さんはミンギュがわたしを可愛がるのを面白がっているのかなんなのか、昔ミンギュが結婚するとか言っていたのも「そうねー」なんて笑っていた。
 子煩悩の気がある父もミンギュには甘い。

「でも中学生になったらAにも彼氏ができちゃうかもね?」

 うふふ、なんて笑いながら母が言う。また適当なこと言って……と呆れつつ、ミンギュも笑っているのかと思って視線を向けると、珍しく箸を止めてお椀の中を睨んでいた。

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設定タグ:SEVENTEEN , セブチ , ミンギュ
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んー(プロフ) - ??さん» 閑話休題みたいなお話は書きたいなと思っていたので、今後何かネタが湧き次第追加していこうと思っています。ミンギュ視点も書きたいですし…。応援ありがとうございます!頑張りますー! (2021年6月12日 1時) (レス) id: d739c5af4f (このIDを非表示/違反報告)
んー(プロフ) - ??さん» 最後まで読んでいただきありがとうございます!全てですか!?お気に入り作者登録までありがとうございますー!嬉しいです!思いつきで色々書いてます、楽しんでいただけたら幸いです! (2021年6月12日 1時) (レス) id: d739c5af4f (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - もしよかったら親とミンギュ間ではどういう話がされていたのか、なぜお母さんもいとこと結婚ということに疑問を持たなかったのか、この後どうなっていくのかがとても気になるので書いていただけると嬉しいです!これからも他の作品含め応援していますお疲れ様でした。 (2021年6月12日 1時) (レス) id: cf1d61b197 (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - 完結お疲れ様でした!楽しく読ませていただきました!実はんーさんの作品は全て読ませていただいていて、お気に入り作者登録もしてます...笑 (2021年6月12日 1時) (レス) id: cf1d61b197 (このIDを非表示/違反報告)
んー(プロフ) - 長ネギさん» はじめまして!お気に召してよかったです〜!ミンギュはセブチ内でヤンデレが似合うランキング3位内に入ると思ってます。バーノンの方も読んでいただきありがとうございます〜!頑張ります! (2021年6月8日 21時) (レス) id: d739c5af4f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:んー | 作成日時:2021年6月5日 20時

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