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中学一年、初めての体育祭。
わたしは二人三脚に参加することとなった。
ミンギュにはあれからもそれとなく諭してはいるのだけど、ミンギュはいつも「おかしくない」「昔からやってること」といって聞く耳を持ってくれない。
大学の講義がないからとバイトも休みを取って今日の体育祭に来てくれるらしいが、チャンくんと帰った日のようになにかしでかさないか不安でたまらない。
「Aや〜！ 来たよ〜！」
噂をすればだ。片手に水筒をもったミンギュがもう一方の手をぶんぶん振り回しながらこちらにやってくる。
「ミンギュ、来てくれてありがとう」
「当たり前だろ〜？ Aの活躍ちゃんと見てるからな」
これ差し入れ、といって渡された水筒の中身はキンキンに冷えたスポーツドリンクだった。
運動時はなるべく常温のドリンクを飲んだ方がいいらしいけど、炎天下の中ではやっぱり冷えたのが嬉しい。
「うん、おいしい。ありがとう」
「それ俺が作った」
「ほんと？ どうやって？」
「スポドリの粉溶かして蜂蜜とレモン汁と塩をひとつまみ」
「え〜すごい手間かかってる！」
「Aのためだもん〜」
そう言って頭を抱きしめてゆらゆらするミンギュ。あーもう、こういうの変に見られるからやめてほしいのに。
「み、ミンギュ離して〜」
「や〜だ〜」
ミンギュの腕の中からチラッと外を覗き見ると、グラウンドに集まっている生徒たちから好奇の目を向けられているのが見えて焦る。
「あ、あとで！ またあとでね！」
「お〜またあとでね」
ようやくミンギュの腕から逃れ、やや急ぎ足にその場を離れる。
ミンギュの従姉妹離れは一体いつになるんだろう？
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んー(プロフ) - ??さん» 閑話休題みたいなお話は書きたいなと思っていたので、今後何かネタが湧き次第追加していこうと思っています。ミンギュ視点も書きたいですし…。応援ありがとうございます！頑張りますー！ (2021年6月12日 1時) (
レス) id: d739c5af4f (このIDを非表示/違反報告)
んー(プロフ) - ??さん» 最後まで読んでいただきありがとうございます！全てですか！？お気に入り作者登録までありがとうございますー！嬉しいです！思いつきで色々書いてます、楽しんでいただけたら幸いです！ (2021年6月12日 1時) (レス) id: d739c5af4f (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - もしよかったら親とミンギュ間ではどういう話がされていたのか、なぜお母さんもいとこと結婚ということに疑問を持たなかったのか、この後どうなっていくのかがとても気になるので書いていただけると嬉しいです！これからも他の作品含め応援していますお疲れ様でした。 (2021年6月12日 1時) (レス) id: cf1d61b197 (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - 完結お疲れ様でした！楽しく読ませていただきました！実はんーさんの作品は全て読ませていただいていて、お気に入り作者登録もしてます...笑 (2021年6月12日 1時) (レス) id: cf1d61b197 (このIDを非表示/違反報告)
んー(プロフ) - 長ネギさん» はじめまして！お気に召してよかったです〜！ミンギュはセブチ内でヤンデレが似合うランキング３位内に入ると思ってます。バーノンの方も読んでいただきありがとうございます〜！頑張ります！ (2021年6月8日 21時) (レス) id: d739c5af4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：んー
| 作成日時：2021年6月5日 20時
