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いつも制服じゃなくジャージ姿で授業を受けてるやつがいる。
隣の席のAという名前のそいつは、友達がいるのかいないのか休み時間になるとスマホを出してじっとしていた。
英語の授業のとき、二人一組になって掛け合いをしろと言われて俺はAとペアになった。
ぼそぼそ喋るAの声は小さくて、耳を寄せると恥ずかしがるように唇を震えさせるので、俺は男のくせになんだかなよなよしたやつだなと思った。
だけど妙にそいつの口元から目線がそらせなくて、変な気分になったのを覚えている。
Aは体育になると保健室に行って休んでいるみたいで、体が弱いのかもしれないと思った。
声は小さいし、女みたいに華奢だし。
ある日の体育の時間、俺は授業をサボって保健室に潜り込んだ。
養護教諭は席を外していて、保健室はしんとしている。
開け放しの窓から風が吹いて、カーテンがはためいた。
Aは回転椅子に座っていて、足を上げて椅子の上で膝を抱えていた。
ハーフパンツから覗く太ももがなぜか眩しくて、思わず目を逸らす。
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んー(プロフ) - 和泉さん» わー！もったいないお言葉ありがとうございます！わたしも好きです！笑 (2021年6月23日 10時) (
レス) id: d739c5af4f (このIDを非表示/違反報告)
和泉(プロフ) - んーさん…天才ですか…？好きです…(語彙力低下) (2021年6月23日 1時) (レス) id: 8dc69dfd49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：んー
| 作成日時：2021年6月22日 16時
