# ページ7
・
涼介の病室からナースコールがあって急いで病室に行った。
意識がない涼介は想像していたけど、
だいちゃんが泣きながら過呼吸を起こしていて
ベッドの下に蹲っていたのは予想外。
こんな状況に驚いたけど、ナースにだいちゃんをお願いして
俺は意識がない涼介の治療にあたった。
少しずつだけど、心臓のほうも弱ってきているのかもしれない…。
涼介の両親にどう伝えるべきなのか…。
そんなことを考えながら、
だいちゃんがいるところまでやってきた。
だいちゃんはまだ過呼吸が治まっていなかった。
そろそろ治らないとまずいかもな…。
「はあはあ…グスッ、、げほっ…、はぁ…はぁ…っ…!!…」
「だいちゃん、聞こえるかな〜?」
「いのちゃんの真似してみて〜」
完全に周りの状況、ましてや自分の状態も
わかっていなさそうなだったから鎮静剤を打って寝かした。
涙の跡が消えていないその顔は、
少し悲しく感じた。
何かを抱え込んでいる。
そのあたり涼介と似ているんだよなぁ…。
また話を聴かなくちゃね。
・
🎈作者より
更新頻度遅くてごめんなさい…。
評価の方よろしくお願いします…
自分勝手で申し訳ないです🙇🏻♀️💦
最後までお付き合い下さい
103人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Misaki04649 | 作成日時:2023年5月21日 18時