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# ページ21
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「涼介〜！来たよ〜！！」
！！！
「...ゔっ、いっ...はぁ...たい、、はぁ」
「涼介！！！ナースコール押したからすぐ来るよ！！」
509号室の部屋を訪れたとき、
もがき苦しむ涼介がいた。
布団はぐしゃぐしゃで、点滴も抜けかけている。
おまけに、ベッドから落ちそうになっていた。
「涼介くん！痛いね〜」
「すぐ先生来るからね」
「...！...だいぶ荒れてるなー酸素マスクつけよっか、」
なんて慌ただしい言葉が部屋を駆け巡る。
俺はいつも邪魔にならないように端っこで小さくなるしかない。
もう涼介の体はもたないのかな…
不謹慎にもそう思ってしまった。
俺に出来ること...。
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作者名：Misaki04649 | 作成日時：2023年5月21日 18時
