愛 人 、 始 め ま し た 。

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臣「 …臣。臣って呼んで。A…。 」



「 臣……くん 」



臣「 愛してるよ、A 」



.



隆二「 Aのこと、愛してる!! 」



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隆二の言う愛してると、
臣くんの言う愛してるは、
似てるようで違う。



ﾁｭｯ



ぼーっとしていたら、
不意にキスをされた。



「 ちょっ//// 」



臣「 しちゃダメ? 」



初めて会った時とは、
なんだか違う人みたい。

甘えたさんな臣くんは、
いつものクールな臣くんと違って
優しさを感じた



「 ううん 」



『 欲 』に負けちゃうのは、
欲求不満だからなのか、
臣くんが気になっているからなのか。



臣「 A?? 」



「 何? 」



臣「 隆二じゃなくて、俺を見て? 」



「 隆二のハナシをしないで? 」



臣「 A?? 」



「 ん…? 」



臣「 離れないで。 」



.



愛人アルバイトが、
私の人生を変えようとしていた。



.



臣「 明日もここで会わない? 」



「 そうだね 」



臣「 待ってるから、明日の23:00、ここの公園で。 」



「 でも、隆二が!! 」



臣「 明日は飲み会があるから 」



「 分かった、じゃあまたね? 」



臣「 おやすみ、A。 」



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