愛 人 、 始 め ま し た 。

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「 登坂さんって、隆二想いなんですね。 」



臣「 大切な相方だし、ライバルだからさー。唯一、張り合えるやつ 」



「 隆二は、優しいんですよ。誰にでも。私にも優しくしてくれて、 」



臣「 隆二に惚れてんな(笑) 」



「 バカにしてたりします? 」



臣「 いや、尊敬するよ。あんたみたいな女。 」



「 ??? 」



臣「 いつも、俺に引っ付いてくる女は、結局。俺のことなんて見てなくて。中身よりも外見しか、見られてないんだよ。 」



「 ………。 」



臣「 だから女に泣かれたりしても、罪悪感しか残らねぇし。別に、誰でも良いんだよ。女の好みとかねぇから 」



「 なんか登坂さんって、隆二とは違う優しさがありますね。ちゃんと見えてますよ、登坂さんの中身。 」



臣「 ………。 」



「 だから、頼ってくださいね。隆二の彼女として、サポートしますから! 」



臣「 …………。 」



「 何だってやりますよっ!! 」



臣「 ならさぁ、どうしても何だけど。疑似恋愛をさせてよ。 」



「 え? 」



臣「 愛人アルバイト、時給10000円ってとこかな? 」



「 そんなっ!! 」



臣「 何だってしてくれるんだよね?Aちゃん。 」



「 …、 」



「 やります。 」



仕方ない、自分の発言に問題があったんだから。

A、精一杯
登坂さんの愛人をやります!?



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