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玲於が色っぽくなるのはスイッチが入った時。
至近距離まで近づいてきた玲於は、
一度下に視線を下ろすと、また私と目を合わせた。
玲於の視線にいちいちドキッとする。
すると、突然口を塞がれた。
「…んっ」
深くて大人なキス。
気持ちよくて意識がどっかに飛んでいきそう。
口の中に生ぬるいものが入ってくる。
「…っはぁ」
口が離れると、今度は私の首に顔をうめる。
首筋に何回もキスを落とすと、
耳をかじられた。
「…っ！？」
耳筋に舌の感触を感じる。
「れっ…お…」
玲於「…ほかのやつの事なんて忘れろ」
玲於「俺だけを見て」
そう耳元で小さく囁かれる。
玲於「それと、もうあんま龍友くんとしゃべんないで」
玲於「俺がやだから」
「…うん」
玲於「こんなわがままな俺、嫌い？」
「嫌いじゃないよ、大好き」
玲於「俺は愛してる」
ほら、
そういうとこ、
「ズルいよ」
玲於「勝ったな」
なんて、へへって笑って。
半目でニタニタ笑うとことか、
すごく好きだし、
そうやってたまに素直になるところも
すごく好き。
玲於の全てが好きなんだよ。
大好きなんだよ。
.
*Fin
きみの喜ぶ顔 * Takanori.I→←嫉妬 * Reo.S
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作者名：YUME | 作成日時：2018年12月16日 2時
