ヒマワリを君に * TRIBE (ページ11)

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きみの喜ぶ顔 * Takanori.I ページ11

直人「くぁ〜〜っ、やっと終わった〜！」

広臣「久々こんな疲れたな」

直己「足つりそう」

直人「いや俺は首と背中とお尻がつりそう」

直己「直人さん、病院いきましょうか。」

健二郎「はよ帰って風呂や〜」

隆二「あれ、健ちゃんプラモデルは？」

健二郎「もう疲れすぎてなんもしたくないわ」

ガチャッッ

バンッ

ババンッ

ドコッ

健二郎「...岩ちゃん、なにしてん。」

剛典「あ、ごめん健ちゃん」

急いで支度してたら手が滑ってものすごい勢いでスマホが飛んでいき、健ちゃんの腹に見事に命中。

健二郎「...そんなに急いでどしたん。」

隆二「あーほら、健ちゃん。岩ちゃんが一番大事な日だから今日。」

直人「いいなぁ、俺も行きたい」

広臣「直人さん行っても邪魔でしょ。」

直人「臣、ストレートにズバッと痛いとこつかないの、でも正解。」

ELLY「そこは納得するんすね」

広臣「岩ちゃん楽しんでこいよ」

剛典「おうっ！！じゃあお先に！お疲れ様でした！！」

「「「「おつかれー」」」」

急いでLDHを出ると、全速力で花屋に向かった。

剛典「すみません...っ、プレゼント用に花束を作って欲しいんですけど...っ、」

息切れ半端ない。

店員「わかりました！ちなみに友人か誰かですか？」

剛典「彼女に...。今日久しぶりに会うんスよ。」

店員「彼女さんですね！きっと喜ばれますよ」

剛典「だと思います！」

彼女と会うのは2ヶ月半ぶり。

最近仕事が波に乗って忙しく、なかなか休みをとれなかった。

彼女とは仕事終わりの夜に電話では話していた。

なかなか休日がとれないことを話すと、彼女は"そっか！仕事忙しいもんね！がんばってね！”と言ってくれていた。

でも俺は気づいてる。

彼女はそう言うけど、寂しそうだった。

今日は2ヶ月ぶりに会うんだ。

なにかプレゼントして喜ばせてあげたい。

店員「できましたよ！さ！急いで！」

剛典「え、あの、お代は...？」

店員「お代は大丈夫です！お急ぎされてるんでしょう？お仕事も頑張ってください！」

剛典「ありがとうございます！！」

花束を受け取って、急いで彼女のもとへと向かった。