ドキドキする気持ちと温かい言葉 ページ29
部長に頼まれて、会社の資料室に向かった。
えっと、頼まれたやつは…。
一人、頼まれた資料を探してた。
すると、ガラッとドアが開いたと思ったら
「ん、雨宮さんだ」
扉から入っていたのは片寄さんだった。
一瞬、ドキっした。
「あ、か、片寄さん。お疲れ様です」
「偶然だね。探しもの？」
「あ、、はい。上司に頼まれて」
「そっか」
ニコッと笑う片寄さんの笑顔にドキっとする。
それからは、お互い無言で探し物。
何だか気まずい…。
あ、あった！！
私はお目当ての物を取ると、
「お先に、失礼しますね」
片寄さんに声を掛けて部屋を出ようとしたら
「あ、雨宮さん。今度の日曜は予定ある？」
へ？？
「あ、、、いえ。特に」
「じゃあさ、映画かご飯でも行かない？」
？！
衝撃にしばらく無言な私。
「予定、、、、ありならいいんだけどさ」
「い、、、いいいいえ！何もありません。是非、お願いします」
まともに顔も見れず、資料を胸に抱えて真っ赤になる私。
「ははッ。良かった、また時間とかはＬＩＮＥするね」
優しく笑う片寄さんに、心臓がバクバクうるさくて。
「お、、お願いします」
そう返すのが精一杯だった。
大きく頭を下げると、足早に部屋を後にした。
び、、、ビックリしたぁ、、、、。
憧れの片寄さんにデートに誘ってもらえるなんて。
驚きと、嬉しさとでニヤニヤが止まらない私。
「表情管理しろよ。一人で気持ち悪りぃな」
ん？
声の方を見上げると、登坂さんだった。
「お前、ヤバいぞ」
ククッと笑う登坂さん。
「ほ、ほっといて下さい。あ、風邪はいいんですか？」
「ん、ああ。お蔭で良くなったわ、色々とありがとな」
「いえ、登坂さんは私の恩人なので当然です」
「恩人？？」
「こうして、変われたのは全部登坂さんのお陰だから…。」
しばし無言だったけど、
「俺はきっかけ作っただけだろ。頑張ったのは他でもない、自分。お前は自己管理のできない人間なんかじゃないよ」
そう言って、ニッと笑うと
「じゃあな」
頭をポンとすると登坂さんは行ってしまった。
登坂さんの言葉は、胸が温かくなる…。
私、変なの、、、。
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ちーと(プロフ) - 毎日、お忙しいですか？BRIGHT読むのが癒しだったのでまた更新されるのを待っています！ (2019年5月14日 19時) (
レス) id: 87dc9e8319 (このIDを非表示/違反報告)
Wana - 更新待ってました。 (2019年1月17日 23時) (レス) id: 0eb4931eec (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - お抹茶さんはアメージングカフェ飲めましたか？私は8日にローソン店に朝イチに飲みましたよ今は無い所もあります(・o・) (2019年1月13日 12時) (レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)
＊お抹茶＊(プロフ) - ユキさん» ユキさん、明けましておめでとうございます！ご無沙汰しておりました。コメントありがとうございます！返信できずにすみません。ＰＣ自体久々に開きました(>_<)ボチボチ更新していきたいと思いますので今年もよろしくお願いします(^^)/ (2019年1月4日 20時) (レス) id: ad8dea8235 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 明けましておめでとうございます今年は三代目岩ちゃんポメラニアン活躍増えると良いね(*^^*) (2019年1月1日 12時) (レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お抹茶 | 作成日時：2018年11月28日 21時
