ARSによる2次災害×3 (ページ7)

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家来ページ7

潤「ほんと、最低な奴ですよね、僕…

“昔、好きだった子が忘れられないから”
っていう理由で、
相手のことも考えずに断るって…

…ことごとく自分の事が嫌いになりそうです」

実は潤はその“初恋の子”とはある事を期に会えずじまい…

家来「じゅ…潤様…っ」

家来は自分の事のように、今にも泣いてしまいそうな、悲しい顔をしました。

でも、潤はそんな家来の顔を見て、真剣に話を聞いてくれることに嬉しくなり、

潤「くふふっ(笑)なんて顔してんですか(笑)」

と、ふざけて笑いました。

家来「もう…っ真剣に考えているんですからっ///」

家来は目をごしごしこすりながら、少し怒ったように言いました。

すると突然家来は何か思いついたように、手をたたき

家来「あっじゃあ潤様っ

ゆっくり街を散策されてはいかがですか?

運動不足も解消されるかもしれませんよ～?」

と言いました。

潤「確かに、最近服がキツくて……っておいっ(笑)」

でも、確かにいい考えだと潤は思い、早速あまり目立たない…でも王子としてふさわしい格好に着替えました。

潤「では、いってきますっ」

家来「はいっ!!お気をつけて、いってらっしゃいませっ!!!」

街からは賑やかな声が聞こえてきます。