Episode１３ ページ13
『おはようございま〜す』
背伸びをしながらリビングに入ると
なにやらテレビの前で賑わう皆。
テーブルにはたくさんの映画のDVD。
なるほど、レンタルしてきたらしい。
NAOTO「あ♡ハムハムティッスしてる〜♡」
ELLY「直人さん、言い方...」
NAOTO「ハムハムティッス♡」
健二郎「なっ！ほんまや！ハムハムティッスしとる！！生意気や！！！」
ELLY「健さんまで...」
楽しそうに話している中で
相変わらず広臣はソファーに寝転んで
退屈そうにしてるみたいだけど。
隆二「ハムハムてぃっす？それっておいしいの？」
NAOTO「違うよ、隆二♡ハムハムティッスは食べ物じゃなくて、キッスだよ♡」
ELLY「Kiss...」
健二郎「キスの発音うますぎやで」
隆二「なんだ、ハムじゃないのか〜」
NAOTO「そんなションボリしないの、隆二♡そしてさっきからずっと思ってたんだけど、口のまわりにごはん粒がたくさんついてるよ♡」
健二郎「ずるいやつや！！俺もしたい！！」
剛典「この後、オオカミに食べられてるんじゃない？」
NAOTO「な、なんだと！？それは見たい！」
隆二「お、おおかみ！？この子食べられちゃうの！？」
健二郎「うん、岩ちゃん、隆二本気にしちゃうからやめようか。」
NAOTO「シルとか舐めたりして...」
隆二「しる！？ち、血！？この子死んじゃうの！？」
健二郎「直人さん、さっき普通に言ってましたけど、結構すごいこと言ってますよ。そしてまた隆二が本気にしちゃいますから、やめましょうか。」
剛典「シル...」
NAOTO「...んふ♡」
健二郎「鼻息荒すぎるで、ほんま。」
〈〈〈ガターーーーーンッッッッッッ！！！〉〉〉
...！？
直己「だれだぁぁぁぁぁぁーーー！！！！！！我が宝の刀を壊したやつはぁぁぁぁぁぁーーーーーー！！！！！！！！」
と、怖い顔した直己さんが立っていた。
もう、ヤクザなみに怖い...
『どどどどど、どうしたんですか！？』
健二郎「か、かたな！？」
NAOTO「え？オレ知らないよん」
ELLY「俺もしらないっすよ」
直己「壊したやつは廊下で正座だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！」
健二郎「俺、今日はずっとここにいましたけど！」
剛典「俺もっすよ」
直己「......隆二、お前か」
隆二「.........」
まさか...
犯人、隆二さん！？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 197人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：YUME | 作成日時：2017年7月3日 3時
