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いつまでも黙っとくわけにはいかない・・・。


臣くんとの事ちゃんと話さなきゃ。




「あの・・・隆二、話があるんだけど・・・」



「何?別れ話なら聞かないよ?(笑)」



「違う・・・。あ、あたしね、ほんとは登坂くんのこと

隆二が教えてくれる前から知ってたの・・・。」



「へ?そうなの?なんで?」



「同じ高校だった。クラスも一緒だった。」



「あ、そういえばA京都行く前、東京いたんだもんな」



「うん。それで・・・」



「ん?それで?まさか付き合ってたりした?(笑)」




冗談っぽく笑いながら聞いてくる隆二。




「・・・ごめん。付き合ってた。

あたしが京都行ってからも遠距離でずっと付き合ってたの。

でもちょっとしたすれ違いで別れちゃったんだ。」



「・・・え、じゃあ臣が言ってた忘れられない子って

Aの事だったんだ・・・。」



「いや、それは分かんないけど・・・。

いつまでも隠しとくわけにいかないって思って・・・

今まで言えなくてごめんね?隆二・・・。」



「・・・Aはいいの?臣とすれ違ったまま別れたんでしょ?」



「あたしには隆二がいるんだもん。臣くんの事はもう過去だから・・・」



「臣くんって呼んでたんだ。なんか妬けるわ(笑)」



「ごっ、ごめん。これからは登坂くんって呼ぶし!」



「嘘だよ(笑)話してくれてありがとな。でも、臣との事で俺に気使ったり

隠し事したりするのは今後一切ナシだからね?(笑)」



「分かってます!(笑)」




こういう隆二の優しいところにあたしは何度も救われてた。

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- めちゃめちゃよかったです!隆二くんとの別れの時泣きそうになった。 (2014年12月6日 18時) (レス) id: e510096634 (このIDを非表示/違反報告)
まなみ(プロフ) - すごい面白かったです。臣ファンなので最後ハッピーエンドで良かった。 (2014年5月18日 20時) (レス) id: 7347581ef3 (このIDを非表示/違反報告)
れぬたん(プロフ) - とっっっても面白かったです!なんていうか、日の打ち所のない完璧な小説でした。感動です!今市くんが好きなのでそっちもまた小説書いて欲しいです(^^)楽しいお話をありがとうございました。 (2013年5月23日 23時) (レス) id: a2769d81e7 (このIDを非表示/違反報告)
mikko(プロフ) - この小説めちゃめちゃおもしろかったです!!最後に臣君とくっつくのが臣ファンにはたまりません笑///えびちゃんさんの書く小説大好きです!!また書いてください。 (2013年3月8日 23時) (レス) id: 25393151db (このIDを非表示/違反報告)
登坂さんちのry(プロフ) - 臣くんやばかったです(>_<)また臣くんで書いてくださることを期待してます(笑) (2013年3月6日 19時) (レス) id: ee56f21afa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えび | 作成日時:2013年2月26日 1時

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