・ ページ42
『仲直りしよって言ってみたら?(笑)』
「いや長すぎない?半年経ってるけど!」
広臣が楽しそうで、
なぎも声上げて笑ってて、隆二くんもニコニコで。
あぁ、この関係性いいなぁって思う。
自分の愛しい人と、自分の大好きな人が仲良くて
自分の愛しい人の大好きな人と自分大好きな人が想いあってて
この上ない素敵な関係性だよね。
なぎ「登坂さんの奢りならまぁ?仲直りしてあげなくもないけど?」
「よーし!好きなの頼めー!」
まだ茶番を続けている2人。
広臣はなぎにメニュー表を差し出した。
なぎ「じゃあ、ここで1番高いシャンパン!」
でもメニューを見ずに答えた。
隆二「俺も飲みたい!ボトルで頼もう!」
「はぁ!?お前には奢んねぇよ!」
隆二「いいじゃん!稼いでんだから!」
「お前もな?」
その様子を笑ってみていたらなぎと目が合って
クイッと顎で広臣を指した。
わっるいなぁ〜(笑)
それに乗っちゃう私も悪いんだけど
『ねえ、広臣?』
「ん?」
脇腹の方の服を摘んで呼ぶと
今までの言い合いは?と思うほどの優しい返事をしてくれた。
『私もそのシャンパン飲んでみたいなぁ〜』
「……」
『みんなで飲もーよ?ボトルで頼も♡』
ちょっとだけ顔を近づけて、広臣の顔を覗き込んで
ちょっとだけ甘えた声で言ってみた。
すると、壁側にかかっている注文用の受話器をとって、
「注文いいですか」
なぎ「プッ…」
「一番上質なシャンパンってなんですか?
………じゃあそれボルトで。……はい、グラスは4つでお願いします」
本当に頼んだ…。
隆二「臣やばいわぁ(笑)」
なぎ「無理っ…クッ(笑)」
目の前の2人は大爆笑中。
「いやずりぃよ!Aこんなんされたら断れねぇって」
なぎ「A最高過ぎ!やっぱ武器わかってんわー。
よかったですね?Aが鬼硬派で!」
なんか、ちょっと可哀想に思えてきたかも…。
『ごめんね?…怒った?』
「ううん♡ぜんぜん♡」
なぎ「アホだねぇ」
「Aが可愛いからなんでもいいよ?好きなのお飲み♡」
って言ってる広臣が今日一番酔っ払っていて
次の日クレジットカードの利用履歴を見て
「えっ、バーでこんないったの!?」
と驚いていた(笑)
1142人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ローズ(プロフ) - プロポーズ大作戦!ドキドキしながら待ってます♪ (9月9日 20時) (レス) id: 06773b39d9 (このIDを非表示/違反報告)
omigirl(プロフ) - ローズさん» ありがとうございます!頑張ります! (8月24日 21時) (レス) id: 22df992226 (このIDを非表示/違反報告)
ローズ(プロフ) - 続き楽しみです! (8月20日 23時) (レス) @page12 id: 06773b39d9 (このIDを非表示/違反報告)
omigirl(プロフ) - めいさん» シーズン4公開してすぐにありがとうございます☆心臓持ち堪えて!!(笑)まだまだ鷲掴みはこれからです!今後もお楽しみに♪ (8月20日 21時) (レス) id: 22df992226 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - ああああ!!もう最高!読んだ瞬間から涙止まらない!素敵すぎて!!だめだ、 心臓もたない。 (8月20日 17時) (レス) @page7 id: d4ad85c4b8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:omigirl | 作成日時:2023年8月20日 17時