30.姐さん__omi ページ36
Aの退院当時。
朝、少しだけ仕事して
スーパーに行き、花屋で綺麗な花束を作ってもらって
即効で家に帰って、部屋の掃除。
2週間前、浅田にAの退院日をオフにしてもらうよう
無理言って頼み込んで調整してもらったオフ。
前に帰った時は玄関に女物の靴があったわけじゃん？
そんな中、1人で帰ってくるって、思い出しちゃうと思うんだよね。
だから、��おかえり��って玄関で出迎えたかった。
そんでもって、いつもAがしてくれるように
力いっぱい抱きしめてやりたい。
でも、どうせならサプライズのがいいじゃん？
だから、Aには仕事と言ってあるけど
こうしてこっそりと退院祝いを準備している。
胃潰瘍だったからお腹に優しい食いもんしか食わせてやれねぇけど。
Aみたいに見栄えのいい飯は作れないけど、
大事なのは気持ち！と自分に言い聞かせてキッチンに立った。
12時頃。
退院する時間は聞いていたからそろそろ帰ってくるはず。
ソワソワしながら帰りを待った。
__ガチャ
ドアの開く音。
『えっ』
戸惑うAの声。
「おかえり！」
廊下を駆け足で過ぎ、玄関で驚いているAに手を広げて向かうと
可愛らしい、嬉しそうな顔で同じように手を広げた。
華奢な背中を思いっきり抱きしめる。
『ただいま！』
声だけで、今どんな顔してるかわかる俺って
マジで重症者だな(笑)
自分の中で答え合わせをしようと体を離すと
やっばり、予想していた花を咲かせたような笑顔をしていた。
この笑顔が堪んねぇんだよな…。
『もしかして、サプライズ？』
「そう！どう？」
『すっごく嬉しい！好き！』
ズキューンと胸が撃ち抜かれた。
「体調どう？」
入院用のバッグを受け取って
靴を脱ぐAに聞く。
『元気だよ！最後の5日間とか、念の為の様子見だったし。
早く帰って広臣に抱きしめられたかった…』
ズキューン！
待って。
心臓がいたい。
病院に見舞いは行っていたから会ってたけど
ホテル滞在と入院含め約1ヶ月ぶりに家でAといるから？
すっごく可愛く見えて仕方ない。
愛しくて堪らない。
「どうしよう、俺Aのこと襲っちゃいそう」
『襲って欲しいって言ったら？』
「…いいの？平気？」
『とびきり優しくしてね？』
妖艶にチュッと頬にキスをされてあっという間に理性が吹っ飛んだ。
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ローズ(プロフ) - プロポーズ大作戦！ドキドキしながら待ってます♪ (9月9日 20時) (
レス) id: 06773b39d9 (このIDを非表示/違反報告)
omigirl(プロフ) - ローズさん» ありがとうございます！頑張ります！ (8月24日 21時) (レス) id: 22df992226 (このIDを非表示/違反報告)
ローズ(プロフ) - 続き楽しみです！ (8月20日 23時) (レス) @page12 id: 06773b39d9 (このIDを非表示/違反報告)
omigirl(プロフ) - めいさん» シーズン4公開してすぐにありがとうございます☆心臓持ち堪えて！！(笑)まだまだ鷲掴みはこれからです！今後もお楽しみに♪ (8月20日 21時) (レス) id: 22df992226 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - ああああ！！もう最高！読んだ瞬間から涙止まらない！素敵すぎて！！だめだ、 心臓もたない。 (8月20日 17時) (レス) @page7 id: d4ad85c4b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：omigirl | 作成日時：2023年8月20日 17時
