27.最低__you ページ15
毎日、入れ替わるように
なぎ、あいか、まさみが来てくれたおかげで
余計なことを考えずに2週間を過ごすことができた。
2週間経った今日の朝、ヒロさんから連絡が来て
何回かLDHの役員の方がお店や家の周りに記者が張り付いていないか
確認してくれていたようだけどそんな人は誰1人いないようで。
今日の夜から自宅に戻って良し、
明日から仕事へ出勤も良しとなった。
その事を広臣に連絡すると、
私の電話の前に既にヒロさんから連絡をもらっていたようで
��頑張って早く帰る！��と嬉しそうな声で言っていた。
最後のホテルステイを堪能して、夕方チェックアウト。
こんな経緯は心臓に悪くてもう二度としたくないけど
ホテルステイは非日常でほんのちょっとだけ楽しかったなぁなんて。
こんなに長期で仕事を休んだことがなかったから新鮮だった。
たくさん迷惑をかけたから
お詫びになにかスタッフへ買わないとなぁ。
そう考えながら音楽を聴こうとイヤフォンをしたら、
急に携帯の画面画真っ暗になった。
電源ボタンを押してみると、電池切れのマーク。
うわぁ、最悪…。
昨日充電し忘れて寝たからだ。
これから電車に乗るのに無音かぁ…と萎えながら電車に乗り込み
窓の景色が見慣れた街並みへと変わっていく。
2週間ぶりの広臣。
一緒に暮らしてから2週間会わなかったことはない。
広臣の海外ロケであっても1週間程度。
��寝顔でもいいから見たい��と言った彼の言葉は本当にそうだと思う。
お互い仕事が忙しくても、朝が早くても帰りが遅くても
同じベッドに愛しい人の寝顔があるだけで心が満たされる。
きちんと目を合して、話して、触れたいのはもちろんだけど
まったく会えないに比べたらずっといい。
だから、今日ちゃんと会えるのは本当に嬉しくて楽しみ。
早くあの広くて厚い胸に飛び込んで
｢おかえりー！｣ってめいいっぱい抱きしめて欲しい。
私の方が帰り早いから
荷物を置いたら、広臣の好きな料理の材料を買いに行こう。
浮腫んでないかなぁーって夜ご飯の献立を頭に思い浮かべ
マンションのエレベーターに乗って
廊下を歩き、カードキーをドアに差し込む。
ドアを開けると
『……ぇ』
心臓が一気に握られたような感覚。
全身の血液が逆流したような気持ち悪さ。
私のではない、女物のパンプスが玄関にあった。
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ローズ(プロフ) - プロポーズ大作戦！ドキドキしながら待ってます♪ (9月9日 20時) (
レス) id: 06773b39d9 (このIDを非表示/違反報告)
omigirl(プロフ) - ローズさん» ありがとうございます！頑張ります！ (8月24日 21時) (レス) id: 22df992226 (このIDを非表示/違反報告)
ローズ(プロフ) - 続き楽しみです！ (8月20日 23時) (レス) @page12 id: 06773b39d9 (このIDを非表示/違反報告)
omigirl(プロフ) - めいさん» シーズン4公開してすぐにありがとうございます☆心臓持ち堪えて！！(笑)まだまだ鷲掴みはこれからです！今後もお楽しみに♪ (8月20日 21時) (レス) id: 22df992226 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - ああああ！！もう最高！読んだ瞬間から涙止まらない！素敵すぎて！！だめだ、 心臓もたない。 (8月20日 17時) (レス) @page7 id: d4ad85c4b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：omigirl | 作成日時：2023年8月20日 17時
