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突拍子もないことを言う母親に、は？としか言葉がない。
「え、ちょ、学校は？」
母「もちろんあっちの高校に転校よ」
差し出されたパンフレットには「五十嵐法人 LDH学園」の文字と、漫画でしか見ないような大きくて豪華な校舎。
「いやいや、無理」
駅もコンビニも車必須なこんなド田舎に住む芋娘が東京の学園だなんて絶対に違う、行くべきとこじゃない。
「えっ、なんで？」
母「それは…、いずれ分かるから。
安心して？一人暮らしじゃなくてちゃんと寮があるから」
��なぜそんなことになったのか��という私の問いかけを、母親は濁した。
「そういう問題じゃないって…
お母さんはそれでいいの？私がいなくなったらお母さん一人になっちゃうんだよ？
私ずっとお母さんの側にいるって決めたのに、』
母「っ…、ごめん」
「なんで泣くの…？なんで謝るの、」
母「こうしてもらうしかないのよっ…」
俯いた母親の目には涙が零れていた。
幼い頃に父とと離婚して、女手ひとつで私を育ててくれた。
あんなにポジティブで強かったお母さんが、
泣いていた。
"行く"以外の選択肢はないのではないか、そんな気がしていた。
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りら(プロフ) - パスワード教えてください！とても面白いです (2020年11月30日 20時) (
レス) id: 95a42e7d49 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - パスワード教えてくださいっ！ (2020年8月16日 13時) (レス) id: 9ee161892b (このIDを非表示/違反報告)
アップル - パスワード教えてくださーい！ (2019年8月3日 6時) (レス) id: a9186f90a7 (このIDを非表示/違反報告)
友真 - パスワード教えてください！ (2019年7月2日 16時) (レス) id: a9866d8c1b (このIDを非表示/違反報告)
登坂恵那(プロフ) - おみさん» ありがとうございます^^頑張ります! (2015年4月29日 11時) (レス) id: 4ee7e299e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Niina | 作成日時：2015年4月13日 17時
