恋と愛 3

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そんなことを真剣に考えていると臣さんは私の顔を見て笑いだした。


臣「 はははっ笑 冗談だって！ゆっくりでいいから 」


きっと顔に出ちゃってたんだろうな。


臣さんは優しく運転してない左手で私の頭を撫でた。


何度撫でられてもキュンと胸が音を鳴らしてキューッと痛くなる。


今すぐ付き合いたい。


これに関しては絶対に衝動的に言ってはいけない。


岩ちゃんのこともあるし、まだ私自信の覚悟も。



臣「 ねえやだその顔！笑 楽しい話しようよ 」


臣さんにそう言われてハッと我に返った。

私この癖よくないな。考え込むとすぐ顔に出ちゃう。



「 そういえば臣さんどこに行ってるんですか？」



今更だけど私は臣さんがどこに車を走らせているのか知らずにいた。


臣「 秘密 」


なんとなくそう言う気がした。

でも実際言われるととても気になる。


「 臣さん人が多いとこはあんまりダメですよ 」


臣「 うん、それは大丈夫なんだけど俺の自己満かもしれない 」


臣さんの自己満でも臣さんが行きたいと思うところだったら私はどこへでも行きたい。





.


そして1時間くらいしてついたところは


「 手作りシーサー？ 」



臣「 そう 笑 沖縄と言えばシーサーじゃん、なんかここ小さいストラップにできるシーサーが手作りで作れるから行きたいなって 笑 」



少し恥ずかしそうに言う臣さん。


「 作りたい！！凄く楽しそうです！私そういうの大好きなんです！」


あまり器用とは言えないけれどそういうのは大好きな私。


臣「 あ、本当？よかった〜、ちょっと子供っぽいかなとも思ったんだけど 」




ホッとした顔をして笑う臣さん。

色々考えてくれたんだなと思うと自然に頬が緩む。



「 でも臣さん、三代目ってバレませんか？」



臣「 ここ年配の方がやってて普通にバレないとは思う。それに個室があるみたいだから他のお客さん来ても気をつければ大丈夫！」


そう言いながら自慢げに見せるマスク。


マスクをしててもオーラが三代目だ。

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