夢をありがとうⅡ (ページ6)

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葉月「一生懸命、私の娘として
役に立つなら置いてくれること

それにはいくつか条件があって」

一つ目、私がよこした仕事は断らない

二つ目、生活の面倒は見るけど一緒には暮らさない

三つ目、指示に従うこと裏切ればこの世からいなくなる

四つ目、感情や笑顔は捨てること

五つ目、知り合いが繁華街内で
寺子屋のような、家庭に問題ある子のための学校のようなことろをやってるから
そこに通うこと

葉月「そんなに悪い条件じゃないでしょ？

もちろん。受け入れたよ
それしかないもの。

店の上がちょうどキャスト用の寮になってたか。
お店で最近まで働いてなかったけど
おしぼり巻いたり、忙しいときは
レジ係ってことでお喋りして時間潰したり」

小「寺子屋、、そっか。
周りも複雑な子が多いから深く詮索されたり
あえてないのか。」

直「そこで勉強したりできたんだね」

葉月「実際はそんなにいけなかったよ。
お店に降りるのなんて月に二回とかだけど
どうしても周りが夜の生活だから。

どうしても私の人生は
一人がつきものみたい、、、」

ぎゅっ

って痛くてくる苦しいくらい
身体に腕が巻き付き
鼻をすする声がして

臣「、、、。
葉月俺んちにこい。
話の途中で悪いけど、今日から
俺んちにこい。

待たせて悪かった

これからたくさん聞くから」

葉月「でも、、、。」

臣「店のことか？
言っておくけどそのママと言う人は
いい人じゃねえ。わかるだろ？

それに続けてもいいことなんか一つもない。
やりてぇのか？

俺がどうにかするから。」

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