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二十一 ページ22

Aside


蛍と握手を交わしていると横からひょこっと白いものが視界に入ってくる


パイモン「オイラがパイモンだ!よろしくなA〜」


とても元気な浮遊物だ。一体何者なんだろう…


パイモンの正体が気になりはしたが初対面で根掘り葉掘り聞くことは不躾なのでグッとこらえる


皆が席につくとちょうど料理が運ばれてくるところだった


蛍「そろそろ来る頃だと思って先に頼んでおいた。パイモンが我慢出来なさそうだったから…」


呆れた表情でパイモンを横目に見る蛍なんかお構いなしに


パイモンは運ばれてきた料理を見てよだれを垂らしそうになっていた


パイモン「オイラ先にいただくぜ!」


嘉明「おっ、いい食いっぷりだな!パイモンは。

A、オレたちも食べようぜ?」


『そうだね!いただきます』


テーブルには所狭しと様々な種類の点心が並べられている


そのどれもが熱々の出来たて


私の好きな桃まんも…よし、あるな


そこそこ箸も進んで来たところで私は自ら話題を振ってみることにした


『そういえば、蛍たちと嘉明はどこで知り合ったの?』


どちらに聞くまでもなく二人の顔をチラッと見ると嘉明が口を開く


嘉明「実は二人と知り合ったのは最近なんだ。海灯祭が始まってからだ」


それから鏢師として旅人と行動を共にしていたこと


凧を一緒に作ったことなどを話していた


パイモン「それでな、こいつ自分の父ちゃんと仲違いしてるみたいだったからオイラたちと凧教室のやつらで色々と策を練ったんだ!」


蛍「仲直り出来て良かったね」


嘉明が葉徳さんと仲直りしていたのは初耳だった


数年会うこともなく、口も聞かなかったあの親子が…


少しびっくりだ


嘉明「そん時はありがとな。そのお陰で今年の海灯祭はこの璃月港で獣舞劇が披露出来たんだ!」


パイモン「すごかったなぁ!嘉明が本当に獅子に見えたぜ!」


蛍「すごく盛り上がったよね」


三人は海灯祭で嘉明が舞ったという獣舞劇について語り合い盛り上がっていた


いいなぁ、私も見たかった


今まで積極的に翹英荘の外へ出ようとしなかったことを今更ながら後悔することになるとは…


それに嘉明と二人は出会ったばかりと言う割には仲が良さそう


こういう誰とでもすぐに打ち解けられるところ、本当に凄いなって思うし尊敬する


私とは大違いだなって、実感させられる

二十二→←二十



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おりんぽす(プロフ) - るみさん» 率直なご感想ありがとうございます!とても嬉しいです☺️更新のモチベにつながります˚✧₊⁎ (2月26日 20時) (レス) id: f4e7ffa9c5 (このIDを非表示/違反報告)
るみ(プロフ) - 好きです(コメント失礼します)大事なことなのでもう一度言います(?)好きです!!! (2月26日 1時) (レス) @page38 id: 270f4769cf (このIDを非表示/違反報告)
おりんぽす(プロフ) - 星空ブリキさん» 以前も万葉くんの小説にコメントくださいましたよね…?!変わらず応援してくださって本当に嬉しいし励みになりますありがとうございます😭!嘉明くん推しなんですね!彼の魅力を引き出せるよう頑張ります! (2月15日 10時) (レス) id: f4e7ffa9c5 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ(プロフ) - おりんぽすさんの作品をいつも楽しく拝見してます! まさか推しの小説を書いている……………!!? めっちゃ嬉しいです! (2月14日 16時) (レス) id: 2cdbc326e2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おりんぽす | 作成日時:2024年2月12日 21時

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