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岩「臣さん、遅いですね。」

『そうだね。隆二君、何か聞いてる?』

隆「え?う、ううん。」

健「俺も知らんわ。」


スーッと私から視線を逸らす隆二君と健ちゃん。

隠し事、下手くそすぎる。


玲「それにしても、この店いい感じ。」

『でしょ。偶然、見つけたの。』


一見普通の居酒屋で、普通のテーブル席がある店舗と完全予約制の個室に分かれている。

薄暗い路地沿いにある扉から個室に入れるので、通行人や他の客に気づかれにくい。

しかも、個室専属のスタッフが対応してくれるので情報バレする事もない。


ア「秘密のデートに、もってこいだね。」

『アラン君、もしかして彼女出来たの?』

ア「は?」

健「ほー。アラン、彼女出来たんや。」

ア「出来てないです。」

『だって、秘密のデートとかって言うから。』

ア「それは、」

玲「Aさん、臣さんから連絡は?」


アラン君の言葉を遮る様に、話しかけてきた玲於君。


『ううん、何もない。』

直「俺もないよ。」

岩「どうしたのかなぁ。もう少しで終わっちゃいますよ、誕生日。」

健「ほ、ほんまや。どないしたんやろなぁ。」

隆「俺ちょっと、トイレ。」


何か怪しいと思い、隆二君を追かけた。


隆「もしもし、今どこ?美鈴ちゃんたちは、別にいいだろ。」


通路で誰かと通話中の隆二君。

美鈴ちゃん?


隆「臣、早く来いよ。」


今、臣って言ったよね。

隆二君から携帯を奪って、話しかける。


『もしもし?』

「え、A?え、ちょっと、」

「こんばんは、Aさん。美鈴です。」


まだ諦めてなかったの、この子は!


『どういうこと?』

美「最近、恋人が他の男と仲良くて辛いとかで、一人寂しく飲んでいらしたのでお誘いしちゃいました。」


何が「お誘いしちゃいました」だ。

この、酔っ払いが。


『は?』

美「だから、臣さんをお借りしてごめんなさい。」

『今すぐ返してもらえる?』

美「いいですよ〜、そちらに送り届けますね。」


素直なのが、逆に恐いんですけど。


『どういう風の吹きまわし?』

美「だって昨年に続いて今年も、臣さんの誕生日をお祝いできて気分がいいので。」


手に持っていた自分の携帯に表示された日時に、肩を落とす。

2018/3/13 0:10

・・・あ、終わった。

隆二君の携帯を本人に返して、皆の元へ戻った。

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設定タグ:登坂広臣 , 三代目JSoulBrothers , 登坂   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - 明日から、予約ですね!手元に届くのが、今から楽しみです( ´∀`) (2018年7月9日 16時) (レス) id: becf62c358 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - はいEXILEライブ来年観に行くので楽しんで来ます昨日三代目のrainbow7人の踊り最高でしたねもうすぐ臣君のソロアルバムと隆二さんのソロアルバム特典予約します(*≧∀≦)人(≧∀≦*)♪ (2018年7月8日 20時) (レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ユキさん» 活躍する姿を見る機会が増えて嬉しいですね。ライブ、楽しんで来て下さいね!また、感想を聞かせて下さい(*^_^*) (2018年6月29日 19時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 03061129akoさん» 温かいお言葉、励みになります。いつも通りってどんなだっけ?となっている自分に戸惑いつつ、こうだったなぁと一つ一つ取り戻しているような不思議な感覚です。コメント、ありがとうございました。 (2018年6月29日 19時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 薫さん来月七夕と音楽の日に三代目とEXILE出るから楽しみです私今年初めてEXILE単独ライブ観に行きます(*>ω<*) (2018年6月29日 19時) (レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年3月3日 10時

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