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477 takahiro ページ34

何かを思い出したかのように、自分の唇に触れた隆二。

え、今の仕草はどういう意味?


隆「あー、くそっ。」


そう言って、目の前の酒を一気に飲み干す。

まさか・・・


「おい、どういうことだよ。」


隆二の真似をして、唇に触れて見せる。


隆「あ・・・えーっと、何でもありません。」


急に視線が、泳ぎだす。


「隆二。」


俺の声が低くなったことに、隆二が姿勢を正した。


「どういう意味?」

隆「Aに、キスしました。」


はぁ?!

こいつ、意外と手が早いのか?


隆「あの、軽くですよ。チュって程度のもので。」


何が、チュッて程度のものでだよ。

そういう問題じゃないし。


「・・・お前、もう近づくな。」

隆「敬浩さん、それは無理です。けど、もうしませんから。」

「そう、しょっちゅうさせるか。・・・で、どうだった?」

隆「へ?」

「Aの唇。」

隆「すごく柔らかかったです。もっとしたくなるって感じで。」

「だよな、ぷにゅっとしててな。」


―――しまった。

ハッと目の前を見ると、隆二の冷たい視線が。


「あー、まぁ、その、何だ。俺もキスした。その時、Aは寝てたけどな。」

隆「敬浩さん、もう近づくかないで下さい。」

「隆二、それは無理です。けど、もうしませんから。」

隆「当たり前でしょ。」


新しく運ばれてきたお酒、お互い一気に飲み干す。


「「はぁ〜、登坂(臣)が羨ましい。」」


その夜、俺たちの口から出た結論は同じだった。

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設定タグ:登坂広臣 , 三代目JSoulBrothers , 登坂   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - 明日から、予約ですね!手元に届くのが、今から楽しみです( ´∀`) (2018年7月9日 16時) (レス) id: becf62c358 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - はいEXILEライブ来年観に行くので楽しんで来ます昨日三代目のrainbow7人の踊り最高でしたねもうすぐ臣君のソロアルバムと隆二さんのソロアルバム特典予約します(*≧∀≦)人(≧∀≦*)♪ (2018年7月8日 20時) (レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ユキさん» 活躍する姿を見る機会が増えて嬉しいですね。ライブ、楽しんで来て下さいね!また、感想を聞かせて下さい(*^_^*) (2018年6月29日 19時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 03061129akoさん» 温かいお言葉、励みになります。いつも通りってどんなだっけ?となっている自分に戸惑いつつ、こうだったなぁと一つ一つ取り戻しているような不思議な感覚です。コメント、ありがとうございました。 (2018年6月29日 19時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 薫さん来月七夕と音楽の日に三代目とEXILE出るから楽しみです私今年初めてEXILE単独ライブ観に行きます(*>ω<*) (2018年6月29日 19時) (レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年3月3日 10時

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