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観光中もずっと、隆二君が話しかけてくることはなくて。

むしろ避けられている感じだった。

・・・なんかしちゃったかな。

柚希や沙耶ちゃんに鈍感だって、よく言われるし。

知らない間に、嫌な思いさせちゃったのかも。


「A、どうした?」

『ううん、これ美味しいね。』


ご当地限定アイスを、パクッと頬張る。

楽しい時間はあっという間で、そろそろ戻らないと。


停車した車に戻ると、車内に人影が。

窓が開いて、健ちゃんが顔を出す。


健「早よ、乗りや。」


後部座席に広臣と乗り込む。


健「なんでやねん。そこは、Aちゃんが真ん中やろ。」


健ちゃん、広臣、私の順。

助手席にアラン君、運転席に剛典。


ア「夜桜、楽しみですね。」

健「Aちゃんも着るん?」

『うん、戻ったら着付けしてもらうの。』

ア「絶対、いいっすよ。」

岩「今朝の浴衣も、よかったし。」

ア「ですね。」

「はぁ〜。」

車内に広臣の大きなため息が響き渡った。



宿へと戻ってきた私たちは、いったん別行動に。

私と柚希は、予約していた着付けをしてもらう。

着付け室から出ると、近くの椅子に座っていた直人さん。


『直人さん。』


声に振り返った直人さんは、パチパチパチと瞬きを繰り返していた。

似合わなかったかな?

どこか変だとか?


『直人さん?』

直「あ、あぁ。二人共、すっごく似合ってるよ。」

柚希「でしょ。」

『ヘヘッ、ありがとうございます!』

直「写メ撮ってもいい?」

柚希「A、撮って。」

『いいよ。』

ア「あっ!。」


少し離れたところにいたアラン君と玲於君が、こちらに気づいて駆けてきた。


玲「・・・綺麗。」

『ありがとう。』

玲「写メ撮ってもいい?」

『うん。』


玲於君たちとも写メ撮って、広臣たちが待っているところへと向かった。

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設定タグ:登坂広臣 , 三代目JSoulBrothers , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - さなさん» 書きたいお話は浮かんでいるのに・・・。力不足ゆえ、ここにきて文章に悩まされております。早く、臣君を登場させたいのに^_^; (2017年4月21日 2時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あいさん» こちらこそ、コメント励みになっています!ありがとうございます(^o^) (2017年4月21日 0時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 危ない危ない直人さんとはなんでもないでいてほしい(;・∀・)主人公ちゃんすこし鈍感?でよかったです(笑)やっぱり隆二くんは笑顔でいてほしいですよね(///∇///)臣くん達どこいったんだろー(´・ω・`)? (2017年4月21日 0時) (レス) id: 086076e246 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - いつも丁寧なお返事ありがとうございます♪ 良かった☆楽しみにしてます♪♪(*≧∀≦*) (2017年4月20日 23時) (レス) id: 9651774a8c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あいさん» お気遣いありがとうございます。今ですね、書くのがちょっと楽しくて。無理のない範囲で、更新させていきますね。いつもありがとうございますm(__)m (2017年4月20日 23時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年3月15日 23時

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