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室内の明かりは消されていて、月明かりだけ。

座敷奥の椅子に、座っている広臣。


「こっち、来て。」


広臣の傍に行くと、膝の上に乗るよう促された。


「乗って。」


少し掠れた低くて甘い声。ずるいよ、抗えない。

だってその声、わざとでしょ。私が、好きだって知ってるから。

膝の上に跨って座り、向かい合う。


「A。」


名前を呼ばれただけで、胸がキュンってなる。

優しい瞳が、私を見つめる。


『すき。』

「俺も、好きだよ。」


優しく唇が触れては、離れてと何度も繰り返される。


『・・・んっ、広臣、いつものがいい。』

「いつものって?」


わかっているくせに、同じようなキスを繰り返す広臣。


『してくれないなら、もういい。』


プイッと横を向いて、拗ねる。

横を向いたのが、間違いだった。

広臣の目の前に首筋を晒す羽目になり、唇を寄せられ舌が這う。


『ァ、んッ・・・やだっ、・・・んぁっ・・ッ。』


先ほど中途半端に煽られた体が、熱を帯びてくる。


「A。」

『・・・キス、して?』


少し乱暴で激しいキスが、さらに熱をもたせる。


旅行初日から、広臣の想いをたくさん感じられた夜を過ごした。

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設定タグ:登坂広臣 , 三代目JSoulBrothers , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - さなさん» 書きたいお話は浮かんでいるのに・・・。力不足ゆえ、ここにきて文章に悩まされております。早く、臣君を登場させたいのに^_^; (2017年4月21日 2時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あいさん» こちらこそ、コメント励みになっています!ありがとうございます(^o^) (2017年4月21日 0時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 危ない危ない直人さんとはなんでもないでいてほしい(;・∀・)主人公ちゃんすこし鈍感?でよかったです(笑)やっぱり隆二くんは笑顔でいてほしいですよね(///∇///)臣くん達どこいったんだろー(´・ω・`)? (2017年4月21日 0時) (レス) id: 086076e246 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - いつも丁寧なお返事ありがとうございます♪ 良かった☆楽しみにしてます♪♪(*≧∀≦*) (2017年4月20日 23時) (レス) id: 9651774a8c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あいさん» お気遣いありがとうございます。今ですね、書くのがちょっと楽しくて。無理のない範囲で、更新させていきますね。いつもありがとうございますm(__)m (2017年4月20日 23時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年3月15日 23時

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