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ア「ごちそう様でした。」
直「臣、Aちゃん、ごちそう様。邪魔してごめんな。」
『いいえ、いつでも来て下さいね。』
ア「はい、ありがとうございます!」
「アランは、俺が居ないとき出禁。」
ア「えー。今度は、メンバー連れてきてもいいですか?」
『いいよ(笑)ただし、広臣が居る時にね。』
ア「ちょっと、Aさんまでそういうこと言います?」
直「俺の部屋に来るときも、俺が居る時だけな。」
ア「後輩を信用して下さいよぉ。」
直臣「出来ねぇな。」
情けない顔をするアラン君に、私たちは笑ってしまう。
二人を見送った後、キッチンで洗い物をしていた。
「A、携帯なってる。」
持って来てくれた広臣に、着信相手を確認してもらう。
『ごめん、誰から?』
「柚希さん。」
『スピーカーにしてもらっていい?』
「はい。」
広臣に持ってもらったまま、柚希の電話にでる。
柚希「もしもし、A?」
『お疲れ様、どうした?』
柚希「お疲れ。アラン君のこと、ありがとね。迷惑かけて、ごめん。」
『直人さん、心配してたよ。』
柚希「うん、電話で話した。」
『今回だけだよ。次は、ないからね!』
柚希「ありがとうございます。で、そっちはどうなったの?」
『情報早いね。』
柚希「そりゃ、あんなインスタ見ちゃったら気になるし。大丈夫なの?」
『えっと...』
「美鈴ちゃんのことは、俺が何とかしますので。」
柚希「え、臣君?」
「お疲れ様です。」
『今、洗い物してて。スピーカーなの。』
柚希「そういうことね。臣君にも、迷惑かけてごめんなさい。」
「いいえ。こちらこそ、Aのことで心配かけてすみません。」
柚希「泣かせた分だけ、笑わせたらいいんじゃない?」
「はい、頑張ります。」
柚希「直人に、早く会いたくなってきた。」
「直人さんも、柚希さんに会いたがってましたよ。」
『明日参加でしょ?直人さんに、会えるね!』
柚希「そっか、恒例の日か。」
『今回は、気合い入ってるみたいだよ。』
「何に?」
柚希「ビンゴ大会。ま、気合い入るでしょ。」
「そうなの?」
不思議そうに見てくる、広臣。
『ホワイトデー企画だからね。』
柚希「じゃあ、仕事に戻るね。」
『うん、お仕事頑張って。』
通話を終えると、広臣がうなじにキスを落とす。
『んっ・・・。』
「今朝の続き、今していい?」
返事を待たず、甘い愛撫に翻弄される私。
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薫(プロフ) - さなさん» 書きたいお話は浮かんでいるのに・・・。力不足ゆえ、ここにきて文章に悩まされております。早く、臣君を登場させたいのに^_^; (2017年4月21日 2時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)
薫(プロフ) - あいさん» こちらこそ、コメント励みになっています!ありがとうございます(^o^) (2017年4月21日 0時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 危ない危ない直人さんとはなんでもないでいてほしい(;・∀・)主人公ちゃんすこし鈍感?でよかったです(笑)やっぱり隆二くんは笑顔でいてほしいですよね(///∇///)臣くん達どこいったんだろー(´・ω・`)? (2017年4月21日 0時) (レス) id: 086076e246 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - いつも丁寧なお返事ありがとうございます♪ 良かった☆楽しみにしてます♪♪(*≧∀≦*) (2017年4月20日 23時) (レス) id: 9651774a8c (このIDを非表示/違反報告)
薫(プロフ) - あいさん» お気遣いありがとうございます。今ですね、書くのがちょっと楽しくて。無理のない範囲で、更新させていきますね。いつもありがとうございますm(__)m (2017年4月20日 23時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:薫 | 作成日時:2017年3月15日 23時